片付けられない事と手放せない事の違い その1

スポンサーリンク

 

師走にもなると、いつも以上に『片づけたい欲求』が高まるのか、駆け込みでご相談される件数が多くなります。

とはいえ一度にご対応させていただける案件は限られてしまう為、もどかしい気持ちになってしまいます。

 

その “片付けのご相談”。 

あくまでも弊社におけるものではありますが、

ひとつ目は “片付けられない=片づけ方や分類方法、または収納方法が分からない”

ふたつ目は “モノが手放せない=他人にとってはどうでもいい様なモノでも、捨てる事にためらいを強く感じてしまう”

と2種類のカテゴリーに大別されます。

勿論細分化していくとそこに買い物依存の傾向やADHD、ご両親との生活習慣からの影響など、様々な要素が複雑に絡み合ってきますが・・・。

 

前者タイプのクライアントは大概の場合、必要なモノと不要なモノが判別は出来ていたり、あるいは瞬時に判断できる為、障害なく一気にスッキリ・キレイな空間を取り戻す事が可能となります。

建設的な対話を通して現在の生活スタイルや導線を知る事で、何がどの程度必要で、どの様な配置が理想的かなどを反映していけば、比較的すんなりと解決に辿り着きます。

オペレーション的には上記方法に従い、不要なモノを室外へ排出し、無駄のなくなった室内をReレイアウトしていくもので、2~3日間程度(不要なものが多い場合は、排出作業にその分に応じた日数が必要となります)でゴールできる為、スケジュールを組み立てて仕上げていけるのです。

 

komatta2

一方、後者のタイプについては、より深い対話が必要となります。

キレイにしたい・・でも捨てられない・・相反する二つの気持ち。

その対話を通し信頼関係を深めつつ、最も大きな問題である本人の”やる気・決意”が整い、スイッチがONになる状態になるまで、何が必要なのかを浮き彫りにしていくのです。

ひと口にいってもこれは本当に根気を要する作業となります。

そしてこの作業と通して、クライアント本人が “部屋をスッキリさせたい” 気持ちと “一つ一つのモノが大切でどうしても手放せない” 呪縛との間で常に揺れているのだといつも考えさせられるのです。

 

しかし全てにおいてこのような状態がまるで波のように繰り返される為、前者タイプと比較しなかなか思うようにいかない状況が生まれます。

でもここに焦りは禁物。 一日一日の取り組みは少しずつですが、着実にゴールに近づいています。

またこの作業自体、気分や感情に大きく左右されてしまう性格上、その日その日で進んだ結果に差が生まれるのも特徴です。

いくつかのクライアントはご本人の納得の元で長期的に取り組まれています。

次回はそんなひとつのケースについて書いてみようと思います。

スポンサードリンク

コメントは受け付けていません。