モノ探しから始まる一日は最悪な気分 その5

脱モノ探し出来れば、疲れが全然違うよ

何故いつも自分の部屋で迷子になるのか?

「何がどこにあるのかわからない・・」

「いつも探しものをしている気分・・」

出かける時になって

「あれがない!!」

「どこに置いたっけ(汗)」

という状態に度々陥り、登校、出勤時間に間に合わず遅刻したり、忘れ物の常習犯になっていませんか?

生活ルールに則りキチンと整理を進めていく事で、部屋の中のモノを探す時間から解放されましょう。

良好な代謝状態を維持する

前項 “基礎代謝を上げる” でお部屋のモノに秩序の種が植え付け、 ちいさな芽が吹き出そうとしています。

長年の生活サイクルから変化していく為には、“習慣化” する事が必要です。

“3日坊主” という言葉がありますが、文字どおり3日でリズムを習慣化する事は出来ません。

続けていく事が何より大切なのです。 

かといって急激に正反対のルールを課したりすると、 やる気が殺がれ、ストレスを感じ、元の黙阿弥になってしまう可能性がありますので、 はじめは無理をしずぎる事ない様注意しましょう。

新しいモノを部屋に持ち込む(IN PUT)場合は、本当に必要なモノかどうかを今まで以上に検討します。  

そしてゴミを含めた部屋の中に現在あるモノを手放す(OUT PUT)のを定期的にしていくと、 必ず部屋の無駄なぜい肉が落ちていって、健康的でリバウンドのしにくい “お部屋のダイエット” が実現しますよ。

室内で “迷子にならない” 整理法

代謝の良くなりつつあるお部屋で、もう一点忘れてならない事があります。

それは優先順位を決めて “適材適所” にモノを分別していく事。

冒頭でも触れた 

“いつも探しモノ”  

”遅刻の常習犯”

に陥ってしまわない為に 毎日あるいはしょっちゅう使用する

「なくてはならないモノ」

をどう整理していくかが肝心。

朝、通勤・通学前は何かと慌ただしいもの。 

差し当たっては、

毎朝使用する

忘れると仕事にならない

ものを最優先すべきモノとして、順序づけして

出しっぱなし、放りっぱなしにしない

環境を整備していきます。

その一例として、

  • 社員証
  • 運転免許証
  • 財布(クレジットカード、キャッシュカード)
  • 携帯電話
  • 車や自宅の鍵
  • システム手帳
  • 腕時計
  • 通勤カバン、バッグ
  • その他必要書類

など向け保管場所 “指定席” を決めてしまいましょう。

お部屋から玄関まで、一番良く通る導線上の収納棚。

その上にボックス状の小物入れに収納していきます。  

特にADD、ADHDの障害を抱える方は、モノが見えない状態での整理は苦手という面がある為、 なるべく一番見える場所を確保するのが良いでしょう。

カバン、バッグや必要書類に関してはその脇などに配置し、一つの動作で全ての通勤・通学グッズが揃う事を条件に進めましょう。

一ヵ所に固める事で、忘れ物のリスクが大幅に回避出来るはず。  

これだけで朝のバタバタ原因の多くは解消し、ゆとりのコーヒー・紅茶が楽しめる時間が生まれます。

次に毎日という頻度でなくとも、必要時に「見つからない! 失くしてしまった(汗)」とパニックに陥らない為に、

  • 健康保険証
  • 年金手帳
  • パスポート
  • 預金通帳
  • 印鑑
  • 貴金属
  • 契約書(賃貸契約書、その他)
  • 保険証書
  • 保証書

などこれらのものは、出しやすく見えない所を見つけて保管するのが良いでしょう( ※但し空き巣にはご用心を)。

整理を進めていく中で上記以外のモノ達も整理が必要になってきますが、 詳細に関しては改めて特集などでご紹介できればと考えています。

モノ分別の目安として、

  • 使用頻度別(毎日→手前に保管~1年に1度→すぐに取り出せない所でもOK)
  • エリア別(リビング、キッチン、トイレ、バス、寝室など用途別に)

に配慮して進めればより機能的(=散らかりにくい環境)で気持ちの良いものになってきますよ。

さて、続いてはその道のプロ達のアドバイスが詰まった書籍をご紹介致します。 それぞれのお悩み、タイプに合ったものを見つけて下さいね。

片付けの心得と脱・汚部屋本 その6

部屋の基礎代謝を上げる その4

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