部屋の片付けサービスを躊躇するワケ 片付けられない人とセルフネグレクト

片付け専門業者に求められる片付けられない問題との向き合い方

片付け業者と依頼者の実情

「片付けアドバイザーの動画を見たりするんですが、結構偉そうに言ってますよね?」

「私としては片付け業者にお願いするということは、自分ではどうしてもできなくて、情けないけど、やっと決意して頼んでるんで、それに追い打ちをかけるように、きつく言うのは依頼者がすごくつらいと思うんです..。」

「観てるこっちが悲しくなります。」

これまで何人かのご相談者さんから寄せられたメッセージ(原文ママ)です。

僕の頭の中にも、いくつかの片付け動画やアドバイザーのイメージが浮かびました。

片付けられない問題については、全ての方に向けた万能改善策があるわけではないので、汚部屋・ゴミ屋敷等の問題・ケースにあった有効手段を用いてアプローチしていくのが王道だと思っています。

片付け業者やアドバイザー(片付け指導者)の立場から見ても、結局その人の主義や考え方が反映された形で、選択するのは相談者さんご自身と割り切ってしまえちゃいますが、ガミガミ叱られている絵面を視聴させられる事に、僕個人的にはすごくアレルギーを感じています。

スパルタ式片付けアドバイザーと占い師の類似点 自己肯定感大丈夫⁉

片付けアドバイザーと占い師との共通点とは

「無駄な買い物ばっかするかたいつまでも部屋が片付かないんでしょ?」

「要るものの場所を決めとかないから散らかるんでしょ?!」

だから片付け相談・指導受けてるのに、身もふたもない…。

と思ってしまいそうなのですが、それでも一定の依頼、需要があるようです。

信者さんならそれはそれで良しとしましょう。。。

恋愛・仕事・結婚等々、人生に悩みや問題を抱える相談者さんの中には、自己肯定感の低い方が必ずいらっしゃいます。

汚部屋、ゴミ屋敷生活から抜け出せないでいる相談者さん達の中にも、これによく似た傾向があると思います。

当たるも八卦、当たらぬも八卦

藁にも縋る思いで訪れた人に、投げかけられるその言葉は?!

占い師にもいろんなタイプがいます。

人気占い師上位に必ずランクインしている、毒舌お叱り系タイプ。

昔話になりますが、既に亡くなった超有名占い師のズバリ言うわよ等、これにはちゃんとからくりがあるんですね。

そしてこのような自己肯定感の低い方々は、精神的に揺さぶりをかけやすい状態でもあるのです。

それを知って悪用しようと考える輩の手にかかれば、自分に依存させる事だって可能でしょう。

よく言われるのが、ヤクザやヒモが使うテクニック。

ギャップ萌えという言葉もありますが、人は落差に反応しがち。

叱って、その後で褒めたり、努力をねぎらったり…。

M気質の強い方が傾向的にもより堕ちやすいので注意が必要ですね。

叱られることで自分の事を真剣に考えてくれている

占いやカウンセリング、アドバイスを通して、指導的・優位的立場を取る事だって、きっとこの心理学的要点をちゃーんと押さえ、もともと自己肯定感の低い状態にいる人をカモにしているケースが多いんだろうなと想像します。

自分に依存してくれれば成功!

からといって片付けアドバイザーという立場で、このようなアプローチをされているのを見るのはやはり不快な気分になります。

相談者さんの気分が害されず、最終的に住環境が改善に向かうのであれば何一つ問題はありませんが、色んな方がいらっしゃるので、ココは各々でお考え下さい。

ただ片付け本を山積みに出来る程購入しているけど、ロクに読みも実行にも移さず、相変わらず汚部屋・ゴミ屋敷暮らしを送っていらっしゃる方は、お試しでもやはり一度プロと一緒に片付けてみる事は良い経験になると思いますよ!

これもセルフネグレクトの結果?!

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