ご遺族は形見の分類、それ以外の不用品はドンドン片付けて実家をスッキリ
Yさんご夫婦が選別される傍ら、廃棄対象物を分類しつつ戸外へ排出していきます。
出るわ出るわ…想像以上のモノが続々と出てきます。
外から見るよりも収納も多く、隙間なくガッツリ詰められていました。
それがおじい様のモノなのか、それ以前におばあ様が収めたモノなのか見当は付きませんが・・・。
上の画像に写っているモノはほんのほんの一部で、実際にはこの3倍程度のボリューム感でした。
そうそうモノの向こうに見える物置も廃棄対象なんです。
これは後ほどバラバラに解体し、撤去致しました。
通常ならば継ぎ目のボルト等を緩め、外していけば問題なくバラせる代物ですが、長年放置されていた為、サビたり朽ちたりしていて想定外の時間ロスに。
そして幾つものスチールラックと、その中に詰め込まれていたモノをキレイさっぱり排除致しました。
改めてみると家自体が相当年季を感じますね。
所せましと置かれていた食器や調理器具の類もなくなりました。
この中で比較的新しく見えるのは、湯沸かし器くらいですね。
元々この家になく、後に購入・設置された棚などは、全て廃棄対象です。
古い家は遺品整理や片付けで資産価値を下げない工夫も
おじい様が居なくなった後、この家には誰も住む予定がありません。
想い出は沢山あるけれどこのまま放置すれば、相続やら固定資産税など様々な問題が絡んでくる為、早々に売却される予定との事。
建物自体の価値はほとんどないけれど、庭付きの土地の利用価値は高い!
不動産屋へ仲介してもらうにも、現状をキレイにするコトで査定に大きく影響致します。
足元を見られない為にもやはり片付けは重要なのです。
さてさて、ベッドが置かれていた寝室。
全面タタミが顔を出し、部屋が広々と感じます。
クルっと旋回するとこんな感じです。
開いた窓からは玄関がチラリ。
昼間、晴れていても、窓が小さい為、家の中が十分に明るくならないのが難点でした。
電気がない為、唯一の光源なんでね・・・。
押入れに目いっぱいつまっていた布団や衣類をはじめ、
大型の洋服ダンス1竿、中型2竿、小型2竿、衣装ケース多数・・この部屋にも沢山ございました。
ちなみに画像左側に移る衣装ケースは、お孫さんご夫婦がこの家の中から取り置きなさったものを保管しております。
一旦戸外へ出したモノを何度も何度もトラックを引っ換え、積み込みを繰り返し繰り返し行います。
作業最終日はあいにくの雨。
レンズにもついちゃってますね。
トラックにおよそ5台分の積み荷となり、こちらも過去最高ボリュームランキング入りの案件となりました。