名古屋で有名なあのゴミ屋敷、ついに行政が動いた
名古屋市といえばあのゴミ屋敷・・・テレビでも、もうお馴染みの物件で、当サイトでも何度かふれておりましたね。
自分の居住空間なら如何ともしがたい問題ですが、このレベルになると公害認定ですね。
近隣の住民さんはもう10年も市に苦情をあげていたそうです。
ライブドアニュース
でも、ここで立ちはだかるのが、ゴミも個人の資産という考え。
実際当人は「ごみじゃなくって有機物!!」と主張し、長年居座っていたのです。
それを “他人の所有物を勝手に移動なんて出来ない・・・” と区も放置していた。
ここがネックだったのです。
今回、建物の所有者訴えがようやくお上に届き、一大撤去作業が行われるそうです。
ゴミ屋敷の住人は今後どうなるのでしょうか?
追記:名古屋市中区松原のゴミ屋敷のその後
貸主から明け渡しを訴えられていたこのゴミ屋敷がついに2018年7月3日、午前8時30分頃より強制執行が行われました。
ここに至る経緯はわかりませんが、やはり住人の方にはカウンセリングなどが必要ではないかと考えてしまいます。
近隣住民の皆さんにとっては、本当に耐えがたい状況だったと思いますが、今は見違える程キレイに片付きホッとされていることでしょう。
一方、今回ゴミから彼を無理やり引きはがす対応で、彼自体がどうなるのか・・?
余計に執着心が強くなってしまわないか?
近隣の人を憎みはしないだろうか?
など心配ですね。
リアルなゴミ屋敷の片付けって? 動画にしてみました
一転、実際、
一般的なゴミ屋敷の片付けってどんな感じ?
もちろん名物ゴミ屋敷と比較すると、規模が全然違う訳ですが、日常に埋もれがちだけれども、陥りやすい住環境と専門業者による撤去、片付け、特殊清掃の模様を作ってみました。
遠方に住む親の実家 片付け問題が深刻化するケースが多発
行政絡みの問題と少し方向性は変わりますが、高齢となった両親の住むモノだらけ実家や、両親が亡くなり住人不在で空き家化した実家の片付けに対するお問い合わせを寄せて頂く機会がございます。
既に家族と新たな生活を送る方々にとって、遠方の実家は整理や管理、費用を伴う負担など悩みの種ですね。
持ち主不在の空き家問題は今後も増え続ける見込みですが、上記の様に受け継ぐ人がいるケースでは放置しても、相続税や維持費が負担となります。
相続放棄などの選択肢は除いたとしても、売却や賃貸など、その後の活用方法などについていつか考える時が巡ってきます。
特に近い将来心当たりのある方は、要チェックですね。