転勤・退去が決まってるのに・・・ゴミ屋敷状態、どうする?
いざ引越しを迎えた時に、「忘れてた」「気づかなかった」とパニックに陥らない為に、どんなことに注意すべきか?
引越し初心者が陥りがちな落とし穴とその対策です。
子供のころから転校が多く、就職後も転勤のつきまとう仕事が長かった結果、引越しを繰り返してきた僕自身が思い当たるコトまとめてみました。
まず引越し日まで逆算して、どの程度の期間があるかによって準備する内容にも違いは出てくる為、ザックリ仮に1~2週間程度としておきましょう。
とすると、今、住んでいる物件を退去されるまでの当面の生活に
必要最低限なモノ
- ゴミ袋
- 梱包用具(段ボール、ガムテープ、カッター、マジック)
- 使い捨て皿とコップ(紙やプラスティック製)
- 仕事/学校用具(通勤・通学ツール含む)
- 衣類(ほか身に着けるモノ)
- 掃除道具(掃除機、クイックルワイパー、バケツ、雑巾など)
- スマホ・携帯電話
- 財布(カード)、身分証明書類、保険証、印鑑
だけ残すようにしましょう。
※この時頭をかすめる ”あれば便利なモノ” は除外、本気で切り離しましょう! 今そんな余裕ぶっこいてる時ではありません
ちなみに転居先でもこれらのグッズは重要な役割を果たすので、梱包して送る際は一つにまとめて、分かりやすいように目印をつけましょう。
そこを前提条件として何が大切か、以下ポイント整理してみました。
ゴミは残さず現住所でサヨウナラ
絶対転居先に持って行かないものであるゴミ、は必ず廃棄するコトです。
その為には地域の、あるいはマンションやアパートに備え付けのゴミ集積場のゴミ収集日(収集される曜日とおよその時間帯)を把握して、捨てるコト!
間違っても
「捨てるタイミングが合わず・・・」で、引越しの段ボールに詰めて新住所へ一緒にお引越し
なんてコトの起こらないように。
※実際、これまでのご相談者の中には数例この手のケースがありました、もったいない・・・
特に相当部屋が散らかっている方は、ココが最大の踏ん張りどころですよ。
新生活は、脱・ゴミ屋敷、脱・汚部屋生活に挑戦する為に、又とない絶好のタイミングです。
逆にここで先延ばしにしてしまうと、費用も時間も、なによりアナタ自身のやる気がダウンします。
大変なんじゃない!
むしろこれは最高のラッキーなんですよ!
遅かれ早かれこれまでの日常生活で判別出来なかったモノを要・不要に分け、大減量する今しかないビッグチャンスです。
ココで時間も労力も割いて作業に注力する事は、必ず新天地でのアナタの暮らしをより良くすることでしょう。
もしも一人で進められないというのなら、現地でサポートに駆け付け一緒に作業させて頂きますので、お気軽にご相談ください。
引っ越し時の注意点 提出書類 “転出届” を忘れるな
同一市内の中での引越しなど一部の例外を除いて、住所が変わる場合に必要となるのがこの ”転出届” です。
- 転居前(今現在アナタが住んでいる物件)エリア内の役所で発行してもらう書類が “転出届”
- 転居後(次にアナタが住む予定の物件)エリア内の役所で発行してもらう書類が “転入届”
ここで気を付けないといけないのは、”転出届”は引越しの2週間前から発行してもらえる書類ですが、転居先に引越してから
「発行してもらうの忘れたから、ココでお願いします」
と新住所の役所に行ってもダメだというコト。
つまり、
転出届は、前住所の役所じゃないと絶対に発行してもらえない
数十キロ単位ならいいけど、北海道から沖縄だったら・・・とかどうですか?
本当にムダなので、ココは抑えておいてください、テスト出ますからね!
部屋の汚れ大丈夫? 飲食系の忘れ物は?
マンションやアパートなどの賃貸物件には、敷金や礼金などがつきものです。
ペット禁止の物件で、秘密で犬や猫を飼っていると、部屋の状態が隠しようのないダメージを受けていた為に、高額ペナルティを受けるケースがあります。
またゴミ屋敷・汚部屋による強い汚れや悪臭を放つケースでも、それが発覚すると敷金が差し引きされたり、クリーニング費用として別途高額請求が生じたりするリスクがあります。
でもそれを大家さんに言えなかったり、誰に相談したいいかわからず退去が伸び伸びになって、ズルズルと家賃を払い続けてしまう方がいらっしゃるコトの方が、問題が大きいです。
逆に、通常の汚れの範疇であれば、これは経年劣化として認められるはず。
もしも敷金の返却がなされない場合は、大家さんにキチンと訴えましょう!
次に忘れがちな点は、視界に入らない所にある飲食物。
その内キッチンの棚に保管されている様なモノは、常温保存が効く品がほとんどでしょうけれど、温度管理が必要な品はそう、冷凍・冷蔵庫内ですね。
当たり前ですが、見落としがち!
冷蔵庫の電源は少なくとも引越しの前日にはオフしておきましょう。
そしてそれまでに庫内の飲食物は消化あるいは廃棄しておくコトをお忘れなく。
ライフラインを止めましょう 水道・ガス・電気・立ち合い系の手続き
もう住まなくなる今の物件を退去する前には、公共サービスを止めて、家の鍵を返却するコトが必要です。
これらは全て引越し当日の立ち合いが必要な作業ですが、アポイントの連絡は1週間前くらいにしておく方が良いでしょう。
- 水道
- ガス
- 電気
- 鍵
水、ガス、電気の連絡先は月々発行されるそれぞれの領収証に電話番号が記載されています。
退去時点での使用料に基づき精算となります。
※WEB上でも予約が可能だったりしますよ
鍵は契約した不動産屋さんへご連絡ください。
以上ザックリと必要事項をまとめてみましたので、参考に首尾よく引っ越し準備をお進めください。
そして粗大ごみの扱いに困ったり、不用品だらけのゴミ屋敷・汚部屋で手が付けられなかったり、汚なすぎて普通のそうじでは追いつかないと感じたら、早めにトリプルエスまでご相談ください。
無事退去出来る様、全力でサポートさせて頂きます。
それでも引越し片付け間に合わん! 最終手段の奥の手は?!