大阪市北区のお部屋で不用品片付け コロナ自粛のストレス原因を排除
部屋のコンサル片付けの一件で、大阪市北区某所のタワーマンション一室へ伺っております。
ご依頼者は娘さんのSさん、お母さまと二人暮らしの生活空間です(最近このケース地味に多いような気が..)。
間取りはゆったりとした3LDKで、本来なら充分なスペースが取れるはずなのですが、不用品が溢れそこで暮らす人間が圧迫されてるというヤツですね。
実はこれ以前にお母さまのお部屋を整理片付けしているのですが(そこの工程と画像は割愛)、きっかけはこのコロナ禍のタイミングを逆手に取って、一気に改善を進めたいという思いを抱かれた事にあります。
この点も寝屋川市の片付け別案件と似通っています(そして恐らく片付け整理後の効果だって…)。
タンスの中に混じっているお母さまのモノについては、予め確認を済ませておりますのでリビングで待機して頂き、Sさんと二人三脚で作業を進めたのです。
いつもの様に部屋の片付けや、不用品との付き合い方、分別方法等に関する事、全然無関係な事も含め、口も手も動かしつつ進んでいくのですが、ここで必ず出るのがコンサルならではの個人差!
思い切りの良さ、明確な目標、判断力、決断力、体力、精神力、修正力..。
同じ片付けでも依頼者さんご自身の個性、スイッチの入り方で成果に開きが出ます。
スイッチの入ったKさんの勢いは無双!
こちらの手が追いつかない程、次々不用品が出て来るのです。
この機会に家具などの粗大系ゴミも買い替えの為、捨てていく前提だったので、6畳プラスクローゼットのお母さまのお部屋からはあれよあれよの大量処分。
おかげでベッドまでの導線もクリアー、背の高さを意識した家具で圧迫感のない空間ベースが出来ました。
そしてその作業の続編、第二弾となるのが、今回このKさんの自室の片付けなんです。
自分の部屋が持てない、不用品で寝室もプライバシーも確保出来ない
部屋数はあるものの機能出来ていなかった環境を変える。
家族それぞれが心地よい自分の空間を持つ、これがどれだけ精神的な安定・安心、楽しい暮らしに必要かという事を皆さんにも知って頂きたい。
自分の部屋なのに、真ん中のすき間をモノに遠慮しながら「ごめんやして、おくれやして、ごめんやっしゃ~」と進む住人って悲しい画ですよね?
こちらも6畳洋間(クローゼット付き)となりますが、部屋の両サイドを家具で挟まれ、その家具の前や残るスペースを埋める様にモノが積みあがった結果、ヒト一人が通れるだけのけもの道に陥ったケースです。
但し前回同様、Kさんは片付けポテンシャルの塊なので、僕の方もフル回転で臨まないと最大効果を発揮出来ませんからね。
4竿ある家具の内、残すのは1竿のみと最初から決められていたようですが、退けようにもその改革を拒む不用品勢力、一大派閥が立ちはだかっております。
これはKさんの、Kさんによる、Kさんのための部屋の主権奪取、片付けという戦いなのです(大袈裟)。
ただ現に、よく6畳間にこれほどのモノが入っていたなぁと思う程、この画像で受ける感覚以上の不用品の山が出ていきます。
使わない、そこにあった事さえ記憶の彼方になっていた不用品の山
これらと思い切り良く離れていく決断をする事で、見る見る部屋の景色が変わってきます。
視界が噓のように広がり、開かずのクローゼットの中だって厳選された服が並ぶ整った部屋に変身しました。
タンスのあった所だけ床の色が違うのはご愛敬(笑)。
お二人の居室のベースが出来た後、今後は共用スペースであるリビングへの挑戦が始まります。