片付けられない状態で不用品が10年放置! 無効化された堺市某所の家機能
![和室に埋め尽くす不用品](https://obeya-kataduke.com/wp-content/uploads/2014/06/f9af2f8b5247588870a739d85be07e35-e1499147747385.jpg)
大阪南部、とある一戸建て。
何とかしなきゃと思いつつ、旦那さまがなくなられて以来、10年以上手付かずの状態で放置された複数の部屋。
「これを機に、全体の不要になったモノの処分や整理をしたい」
子供さんも既に大人になられたようで、こちらの学習机も古い教材やノートと共に長期間置き去りにされた雰囲気が漂っています。
空気も音もニオイも、時と共に何もかもが止まってしまった様な錯覚に落ちそうな空間です。
ひとつひとつの部屋は10畳ずつくらいでしょうか?
スペース的には余裕のある造りなので、キチンを片付けが完了すれば、絶対生活しやすいお宅になるはずなんです。
ただ一見したわかる通り、これは子供用の勉強机。
ただその時のお子様は現在すっかり成人し、10年~15年(もしかすると20年?!)は経過している模様です。
部屋だけがその時の面影を残したまま、まるで変化を拒んでいる様。。。
こういう環境は、光や風だけじゃなく、住む人の心にまで影響してしまうものです。
家を同様、窓を開け放ち、解放すべき時が近づいているのではないでしょうか?
![成人後10年以上放置される子供部屋](https://obeya-kataduke.com/wp-content/uploads/2014/06/d96b88c52e08fa43f0847dc2429f1b59-e1499147771931.jpg)
とにかく一家をあげての一大イベントとなります。
漫画や雑誌は本番の作業に先んじて、一部ご自身で不要分を分けたりなさったそうです。
どこもかしこもスゴイ量。
一体どれだけの不用品が排出されるのでしょうか?
![階段に積み上げられた古本の山](https://obeya-kataduke.com/wp-content/uploads/2014/06/4cd361947797b589ce6ade0edbfebfbb-e1499147785612.jpg)
2箇所あるキッチンのひとつは既に使用されておらず、天井が一部雨漏りなどを起こし、修理が必要な状態。。
住まわれているものの、実際には長期間ほとんど使われていなかったエリアに関しては、モノの撤去はともかく、見えない床などをはじめとした家のメインテナンスが必要になってきます。
![ゴミで溢れかえった機能しないキッチン](https://obeya-kataduke.com/wp-content/uploads/2014/06/b6f0379ec2330e1b8d0561913637dad1-e1499147803882.jpg)
リビングは衣類や書籍、あらゆる雑品が床にところ狭しと積み上げられています。
低いところで足のくるぶし、高いところでは膝上くらいのボリューム。
使用されていない部屋の全体が、このようなレベルです。
![床が全く見えない部屋](https://obeya-kataduke.com/wp-content/uploads/2014/06/c9a113db5f34d27b87b41b555fa652a8-e1499147816750.jpg)
これはこれまでで最大のボリュームとなる事が必至。
気合十分で作業の望みます。
![不用品ゴミの山が築かれた部屋](https://obeya-kataduke.com/wp-content/uploads/2014/06/4fec67ef67ccb42b18ac1759d0e83bc9-e1499147830707.jpg)
片付けられなかった10年を取り戻す! 不用品ゴミ一掃大作戦
![黙々と不用品ゴミを回収するスタッフ](https://obeya-kataduke.com/wp-content/uploads/2014/06/1841a06ea0f71289c2a555668ee7dbb0-e1499147863703.jpg)
千里の道も一歩から・・。
ということで各スタッフがそれぞれに黙々と作業を進めていきます。
1日でとても処理できるようなボリュームではありません。
焦らず、でもスピーディーに進めていきます。
画像なので、早まわしですが、まんが本、おもちゃ、ぬいぐるみ、服、勉強道具等々、その全てが子供向けの品で溢れていました。
ホコリも相当なもので、帽子にマスクと完全防備でも堪らず、窓を少し開けて換気しながらの作業です。
![片付けでホコリが舞い、マスクなしでは入れない汚部屋](https://obeya-kataduke.com/wp-content/uploads/2014/06/88c7bc7fc008b750f1150883fbea507d-e1499147878955.jpg)
見えなかった床が所々現れてきます。
子供の時分からこの様な状況下で遊んでいらっしゃったのか、徐々に不用品が積み上がっていく過程で混乱を来たしていったのかは定かではありません。
ただ当初は当社の様な片付けサポートやサービスはあまり存在せず、「自宅の片付け相談するなんて、世間体が・・」というご時世、そしてどこに相談して良いかわからない等の問題があったことでしょう。
時を戻す事は出来ませんが、叶うのならば、足元を気にせず気持ちよく遊んで頂ける環境を構築して差し上げたいですね。
![おもちゃ、トレーニング器具、雑誌などあらゆる物が混在する不用品汚部屋](https://obeya-kataduke.com/wp-content/uploads/2014/06/ed0aea9c0a3f45da140c620e8385b6f2-e1499147897282.jpg)
不用品を詰め込んだゴミ袋の数も相当なもので、適当にトラックに積み込みにいかないと再び足場がなくなってしまいます。
詰めていく者、運び出す者が複数の部屋に分かれて、同時並行で作業が進められていきます。
![片付けが進むにつれ、少しづつ顔を出す汚部屋の床](https://obeya-kataduke.com/wp-content/uploads/2014/06/e592d9e98f2b23205976e40d05abc475-e1499147912522.jpg)
すると2トントラック1、2台なんてものはすぐに満載になってしまいます。
ひとつひとつのモノも書籍が多かったりするものですから、重量も相当ヤバイので複数台で配分・調整しながら進めていっております。
![雑誌類、衣類ほか雑多な不用品で溢れかえるトラックの荷台](https://obeya-kataduke.com/wp-content/uploads/2014/06/da12bbb78e1bf8500e17a1ab2e72baf3-e1499147931695.jpg)
一方、キッチン担当の作業も順調に進んでいきますね。
こちらに関しては、食べ物、飲み物などの残骸があったので、異臭もさることながら、健康面にも良くない環境でした。
ここだけ切り取ればまるで廃墟の様です。
モノがモノであっただけに、この箇所は後日プチリフォームが必要になるかも知れませんね。
![ほぼ不用品回収作業が完了したキッチン](https://obeya-kataduke.com/wp-content/uploads/2014/06/9970b50d8521fb4bbf7cdc53c5cc1ba6-e1499147945240.jpg)
希望の光が少しずつ、でも確実に射し込んできました。
この調子で確実に進め、必ずかつての空間を取り戻しますよ~。
![キッチン家電製品、ゲーム、ガスコンロ、楽器などの不用品回収が一旦完了した状況](https://obeya-kataduke.com/wp-content/uploads/2014/06/5f5443bd6bb8af029c7c8b402066f766-e1499147960433.jpg)
いよいよ次回完結!!
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