高齢者が暮らす高槻市の一軒家 ゴミ屋敷と化し鼻を突く悪臭が立ち込める
今回はご相談というケースになります。
高槻市内のとある一軒家。 子供が巣立ち、夫に先立たれ、ご高齢の女性がお一人で住まわれていたとの事で、そのご親戚の方からの相談です。
家のみでなく、その周辺までも散らかっていて、ご近所にも迷惑になっている為、まずは一緒に見て欲しい・・。 そんな流れで現地へ向かう事になりました。
一軒家の居住者である女性は、現在いわゆる老人福祉施設でお住まいなのですが、もともとモノへの執着心が強く、手放すという事が出来ない方。
そこに軽度の認知症が加わる事で、その傾向に拍車がかかり、ご親戚の方も勝手にモノを処分できない事から手を焼いているそうでした。
実際の状況(一部)はご覧の通り、到底人が住めるレベルをはるかに超えており、画像では伝わりませんが悪臭も漂っております。
とにかく床がどこにあるのか検討がつかず、むしろ天井との距離の方が近い状況。
今後は腐敗や老朽化も進んでいく事で、倒壊などの危険も抱えてくることでしょう。
「一切いらないモノはない!」
「迷惑というのなら、私が一人で片付ける」
そんな事を言われ、ご親戚の方もホトホトお困りの様子でした。
片付けや処分をしていくにも、ここまで状況が悪化してしまったら、作業の規模も相当なものに膨らんでしまいます。
本ブログをご覧の方々も、心安らかな老後の環境づくりについてお考え頂く良い機会になれば・・・。