立つ鳥跡を濁さず 汚部屋生活脱却のタイミング
本と服をメインに、パソコン、棚、CDやMD、ステレオコンポ等々、子供の頃から今に至るまでのモノが溢れに溢れ、足の踏み場がありません。
20年以上ただ増えるだけになってしまったこの部屋の環境を改善したく、ご協力願います!!
とのご依頼。
訪れたのは大阪市中央区の某所、都会の真ん中ですが、わりと静かな環境です。
最近続いていて恐縮ですが、今回もイメージ画像でお許しくださいませ。
3LDKのマンションの一室、現在お付き合いをしている彼との同居の為、子供の頃から長年住み慣れた部屋から移ろうとなさっております。
ただ汚部屋とかしてしまったこの空間、さすがに放ったらかしで残したまま離れる事は出来ません。
一つの良い区切りとして、モノの総決算をすべきタイミングが来たという事なのです。
ただ、親御さんが不在の時間帯に一緒に作業をしたい・・。
何かご事情がおありの様ですね。
承知しました。。
彼女の部屋である6畳間。
メールでのやり取り通り、床の上には雑貨、本(漫画、書籍)、CDや衣類でビッシリ。
ここだけ時間の流れが止まってしまっていた事が分かるのは、【小学〇年生】など一見して今の彼女にそぐわないモノが積みあがっているから。
その時に大切だと感じていたモノが、今もまだ重要である事は、どうやらレアケースの様です。
これは今回の相談者さまに限った事ではありません。
それこそ卒業アルバムや、家族写真、手紙など、時の流れの中で本人と誰かをつなぐポイントの様な役割を果たすモノ、そこからまだまだ学んだり吸収したりする余地があるもの、これら以外はほぼ全て手放すアイテムとして、弾かれる事が多いのです。
そして想い出や知識というフィルターを通してろ過されたモノは、もはや単なるモノではなくなるんですね。
余りにも沢山のボリュームであった為、作業には2日間かけました。
おかげで彼女の部屋はスッキリ。
それもそのはず廃棄したボリュームは、床から人の背丈くらいの高さで約2畳分の不要品が出される事になりました。
これで収納家具を除く床が全部顔を出して、生活空間としての部屋として生まれ変わりました!!