どうも臭いますねぇ・・・いや、部屋の事じゃなくて・・・
相変わらずちょっとしたネタと化しているSNSをはじめとした ”片付けられない関連” のメディア露出。
インスタ映えはしないかも知れませんが、やはり独特の強さを備えた画ですから、それなりに数字を持っているのでしょう。
テレビ番組に関しては、案外幅広いケースを扱っているんですよ。
いわゆるニュースに重きを置いた、情報番組系では
- 独居高齢者の片付かない部屋
- ゴミ屋敷(汚部屋)で暮らす独身の社会人や主婦
- 故人を偲ぶ、形見分けなどの遺品整理
- 行政撤去(本格的なニュース)案件
- 医学的見地からみたADD、ADHD、発達障害や依存症を抱える人達
といったトピックに焦点を当てて、現実を通して問題提起したり、感心・感動を呼ぶような内容にまとめられています。
ここでの登場人物(本人)は、大概の場合はモザイク処理などがされ、個人の特定が簡単に出来ない様に伏せていますね。
真面目でいいと思いますよ。
次にバラエティー系では、
- 片付けられない(もしくは片付ける気のない)芸能人
- 近所でも有名な”廃墟クラス”の物件
- 隣近所に迷惑かけまくりのキレキャラ住人さん
- 収集癖が過ぎて家パンパンで、モノが軒先まで出ちゃったさん
等々、インパクト重視の内容が多いですね。
これが原因で誤解が生じたりする事はあっても、”認識される” という面で一定の成果はあると思っています。
さらにご本人の顔がまる出しで、
ほんとに大丈夫なの?!
と思いますが、やらせも問題化しているので、あからさまなヤツは難しいでしょう。
ガチを売り物にしている番組では、事前に費用(あるいは出演料)なども含めて交渉や調整はキチンと行われている、であろうと信じています。
少し脱線しますが弊社も1度、バラエティー系番組への出演経験がございます。
その節は芸人さん達が、温かく迎えてくれました。
人呼んで
”ゴミ屋敷バスター”
う・・うん・・・まぁその道の専門家として、呼ばれ資料を元にお話させて頂いた訳でございます。
事前にしっかりと打ち合わせで丁寧に説明を受け、滞りなく終える事が出来ました。
最後にどうしても疑問なのが、雑誌上の広告、ネット上の企業ホームページです。
当社ではご相談者さまに作業のビフォーアフターの使用について、許可を頂いたもののみ掲載させて頂いております。
- 全くNG
- 部分NG(条件付きOK)
- なんでもOK
この3つのパターンに分かれますが、
「私も汚部屋の片付けブログのビフォー&アフター見て、安心して連絡したので・・」
2と3を含めると、6割程度の方々は快くお受けいただけております。
本当にいつもご協力頂いてありがとうございます。
でも顔出しで今までOK頂いた事は一度もないのが現状です。
実際、バラエティーからマジメな報道系まで、様々なTV局番組制作に携わる方々から、
「〇〇という企画で、業界に関する企画で、録らせてくれないか?」
というオファーを頂きますが、コレばかりはご相談者さまの意思を無視して進める事は出来ません。
許可頂いた画像や映像を元に、僕が解説させて頂く分には差し支えないのですが・・・とお伝えさせて頂いております。
例えば仮にサービス料金を半額させてもらうので・・・と言ってもご希望者はそうそう現れるものではございません。
〇〇市 X氏 ゴミ屋敷のビフォーアフター
「もうダメだと思っていたのに、キレイに片づけて頂いて本当にびっくりしました」
というような感想がご本人の顔写真と一緒に張り付けられているサイトや雑誌などを見る度、
「さすがにコレは、ウソでしょ~?!」
身に着けるとたちまち幸せにしてしまうネックレスくらい怪しいと思ってしまう僕の方が、変わっているだけなのでしょうか?!
あとがき
もし「私、安くしてくれるならテレビの特集とか出てもイイよ!!」という方がいらっしゃればご一報ください。
テレビ関係の方も企画のスケジュールによって、収録にブッキング出来るかの確認も必要になる為、正直タイミングが合う前提とはなりますが・・・。
もしもそうなれば勉強させて頂きます。
そしてこのブログ上でも晴れてご紹介させて頂きます。
※一般のハウスクリーニングや片付けが対象ではございませんので予めご了承ください。
南海キャンディーズの山里さんの番組に出演させて頂いた時のアレ