床の上にはチラシ、雑誌、仕事の書類が積もり積もって…
パピルス。
ペーパー、紙の語源でしたっけ?
たしかエジプトで植物繊維を固め、現在から5千年前にエジプトで使われていたという紙のようなもの。
そこから長い年月を経て紙へと発展し、爆発的に紙文化が広がっていくのでした。
紙媒体があることで記録が可能になります。
おそらくそれまでは口頭で伝える口伝が主流だったでしょうから、伝言ゲームみたいに始めと終わりではニュアンスが変わったりしていたんでしょうねぇ。
そういう状態から脱するという意味でも、貴重な知識や経験を蓄積して、後世に伝えるられるのですからそりゃあ便利、紙さまさまですよ。
その地位が今ではデジタルデバイスに乗っ取られ、急速に紙ばなれが起こって、本も売れない(だってネットで読めるモン)。
一方、紙に苦しめられるゴミ屋敷ならぬ紙屋敷が存在するのが皮肉な話。
と言っても多くは一人暮らしのワンルーム内で発生している現象、部屋の狭さ故の問題なんですよね。
元来片付けが得意ではない人が、ひと部屋でリビングも寝室もダイニングもクローゼットも…機能てんこ盛りでやっつけようというのですから、もともとが破綻しやすいのは当たり前です。
本が大好き、でも汚部屋にならない
汚部屋住人、要・不要の片付けを進める上で最も労力がかかるものが書類。
文字、苦手な方、多いです。
要るか要らないか、目を通さないと分かりません。
通常であれば、DMなんて要らな~い、ポイッ!
で済むことでも、人によっては一つ一つチェックしないと進めないケースがあるのです。
そんな方にとって紙媒体は超鬼門。
床にこんもりと盛られた山の中に請求書(督促状)なども混じり、これが公共料金だったりするので、電気止められている現場もあります。
本当の本当の本好きになると、興味が散るコトがないので、こだわりの本棚にビシッと並べられているため、汚部屋にはなりにくいです。
典型例は多趣味で、あれもやりたいこれもやりたい思いが走り、結果どれも特化せず安定しない方の部屋。
その考えや精神状態が室内の状況に表れるんですね。。。
今回はマジメな記事になっちゃいましたね。