母の不用品への執着心が強すぎて 家族を消耗させる汚部屋片付け
河内長野市某所。
片付けが苦手なお母さま との同居の決まったN様より、一緒に何とかしてくれないかのSOS。
とにかく様々なモノで部屋が溢れかえってしまっているので、この状況を改善したい。
さっそく現場へ・・。
N様のお宅は家族4人が暮らすには十分な部屋数、スペースがある物件でした。
しかしどの部屋も様々なモノで溢れ返っております。
そしてそれらのモノ達が、そこに住む人達の生活圏を浸食している様子が伺えます。
キッチンに全く関係の無いモノが山積みになり機能が妨げられたり、書斎には着用されない衣類で埋め尽くされ、全然満足に使えない状態。
・・・これでは娘さんも心配になるわ…。
モノを極端に手放せないお母さまと話しながら何とか分別しつつ、本来なら決して充分ではないものの出来得る限り処分していく方針で進めていきます。
強制的な廃棄は逆効果!
拒絶する気持ちが余計に頑なになってしまい、今後のご家族の生活が悪化してしまうリスクもありますので、理解と納得を得るためにすべきコトから着手します。
慌てない、急がば回れ
本当にN様ご家族が辿りつきたいゴールに近づくルートを選んで進みます。
頂く残すモノ(でも使わない)は再梱包し、コーナーへ一時保管。
結果、最終的に残すモノになるかは分からない、でも視覚的に把握するのはとても大切。
モノが手放せない、捨てられないという問題を抱える人の多くは、実際自分がどこにどれだけのモノを抱えているか把握しておりません。
もちろん使いこなせるワケもありません。
モノはそこにあるだけ。
放っておけば何年もの間、そこにあるだけなんです。
作業の間、母と娘の「要る」、「要らない」の問答は続きます・・。
そう、今回のメインテーマは ”モノ” ではなく、 ”モノから離れられない執着心” です。
お母さまの心が全てのカギを握っています。
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河内長野市での片付け事例