不用品が散らかる玄関をスッキリ整理 高齢者にこそオススメの部屋片付け
寝屋川市某所のKさんのご実家、お母さまの生活スペースを片付け整理を進めて、生活の質を向上させるコンサル片付けプランの連載記事企画です。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございます。
今回の6話目を持ちまして、一旦お話が終了となります(当初は5話完結の予定でしたが・・・)。
寝室から始まり、お宅全体の整理片付けを進めて参りましたが、いよいよ今回で家の1階部分が全て完了、仕上げの作業です。
家の顔となる玄関、ここを改善すれば、ご家族以外が踏み入れる可能性のある空間は全てパーフェクトというところまで来ました。
これでお友達でも誰でも呼び放題!
お母さま、本当にお疲れ様でございました(笑)。
…。
なーんて安心しておれません。
ナゼ玄関を一番後回しにしてきたか?
もちろん生活導線上、滞在時間の最も短い部屋である事が理由ですが、それと共に最も小物が多い部屋でもあったのです。
広めの玄関なんですが、その広さを全く感じさせない程に無数の小物の飾り、賞状、トロフィー、観葉植物等々が一部窓の景色すら遮るような高さまで積みあがっている状況なのです。
ただの不用品で片付けられればいいのですが、敢えて飾る目的で置いたモノなので執着も強くなりがち。
イコール片付けにくい部屋
という位置づけになるんですね。
片付けを巡り不穏な空気に包まれる仲良し親子の母と娘
Kさん):「お母さん、コレははずっと使ってないから捨てていいよね?」
母):「…でもコレは…」
Kさん):「だってココにあった事すら忘れてたくらいでしょ?!」
これまでの部屋の整理とは異なり、片付けペースが目に見えて落ちてこういうラリーが増えてきます。
見えないはずの空気に片付け重力が乗っかってどんより..(苦)。
お母さまの手が止まり、Kさんに募るイライラ。
このように前半はかなり苦戦を強いられたんですが、いくつかの条件・オプション選択肢を設け、片付けの流れに良い変化が。
どうしても手放したくないモノ達は、2階の一室を活用し、将来的な部屋づくりに充てました。
そして最終的に(画像でご覧にいれられないのが大変心苦しいのですが)、見違えるほどスッキリ美しく片付いた玄関に大変身致しました。
床に置かれたのは花瓶程度、窓際には胡蝶蘭、壁にかけられたお母さまの絵画。
作品に囲まれた玄関は、お世辞ではなく洒落た喫茶店やアトリエの様な雰囲気で、この頃にはお母さまのテンションもMAXに。
作業完了後、お暇する頃には「本当にこんなに素敵な玄関にしてもらって、ありがとうございます!」と労って頂きました。
片付いた喜びを満面の笑みで表現して下さることにホッと安心しました。
これで1階は完全制覇し、まずはプロジェクト無事終了となります。 最後までご覧頂きありがとうございます。