東大阪市のグッズ収集癖 vs. 片付け 捨てられない執着と引越期限

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「片付けを頼むなんて恥ずかしい」その気持ち、痛いほどわかります

「散らかった部屋を他人に見られるなんて、絶対に無理」
「私なんかがプロにお願いしていいのだろうか」

東大阪市で片付けアドバイザーとして活動していると、お問い合わせをいただく前に、こんな風にずっと一人で抱え込んでこられた方に本当によく出会います。

実家の片付けにしても、ゴミ屋敷化してしまったお部屋の片付けにしても、そこに至るまでには必ず理由があります。仕事が忙しくて手が回らなかった。大切な人を亡くして気力が湧かなかった。モノを手放すことに強い不安を感じてしまう。誰かに責められるようなことは、実はひとつもないのです。

それでも「こんな部屋を見せたら、きっと呆れられる」「だらしない人間だと思われる」という不安から、なかなか一歩を踏み出せない。ときには、自分の生活環境を整えること自体をあきらめてしまう、いわゆるセルフネグレクトの状態に近づいてしまう方もいらっしゃいます。

今日は、そんな不安を抱えながらも勇気を出してご相談くださった、東大阪市のあるお部屋の片付け記録をお伝えします。決して他人事ではなく、「こんな風に向き合ってもらえるんだ」という安心材料にしていただければと思います。

お宅訪問、玄関から広がっていた「モノの壁」

人ひとりがようやく歩ける廊下

「引っ越しが目前に迫っているのに、モノが多すぎてまとめることができません」
「捨てるものも相当あるはずなんです。なんとかなりませんか」

そんなご連絡をいただき、まずはお見積もりのため東大阪市のお部屋へ伺いました。

玄関から部屋へと続く唯一の通路。そこは人がようやくすれ違えるかどうかという幅しかなく、しかもその半分以上は、いつ崩れてもおかしくないほど高く積み上がったモノの壁でふさがれていました。その先には、闇が広がっているように感じられたのを覚えています。

ここからひとつずつ運び出していけば、きっとゴールにたどり着けるはずと、自分にも言い聞かせつつ奥へ進みましたが、今回はいつもと勝手がまるで違っていました。振り返れば、これまでご依頼いただいた中でも過去最大級の案件になったと思います。

お部屋の間取りはワンルームタイプ。けれど、これまでの経験則からは到底考えられないほどの物量がそこにはありました。重さという意味でも、間違いなく過去最大級。

8割方が「手放せないもの」という現実

さらに奥の部屋へ進むと、書籍やCD、DVDが積み重なって出来た山が姿を現しました。これらは重量だけでも驚くほどの負荷を室内にかけていて、床が抜けないかと少し心配になったほどです。幸い鉄筋鉄骨造のマンションでしたので、その点はひとまず安心材料でした。

そして何より悩ましかったのは、このモノたちの半分どころか、8割方が「処分せず残しておきたい必要なもの」だったという事実です。処分するという選択肢がほとんど許されない状況で、正直にお伝えすると「少なくとも、もうひと部屋分の収納スペースが必要です」というレベルでした。

要るもの・要らないものを仕分けるだけでも、相当な体力と集中力を必要とすることは、部屋に足を踏み入れた瞬間からはっきりと伝わってきました。

まず仕分け・選別作業を最優先で進めたいところですが、そもそもその作業スペースを確保することすら難しい。この堂々巡りが頭の中で何度も繰り返されます。情けない話、プロを追い込むほどの重い雰囲気に包まれていました。

それでも、ご相談者様の抱えていらっしゃる不安の深さと、迫りくる転居の期日を考えると、弱音を吐いている場合ではありません。お一人では到底立ち向かえない量であることも、十分に承知していました。ただ、私たちが対応できるのは限られた日数だけ。室内での作業だけで完結させるのは難しく、身動きの取れる「遊びの空間」がほとんどない状態からのスタートでした。

まずは手を動かす。そこから始めるしかありません。

片付け本番編、分別と再配置の攻防戦

3名体制・3日間、延べ9名がかりの作業に

お見積もりの段階では1DK相当とお伺いしていたため、これまでの経験則からある程度のボリュームを想定していました。けれど実際にふたを開けてみると、想像を大きく超える量のモノが室内いっぱいに詰め込まれていたのです。

本来であれば2名体制で2日間もあれば整えられる広さです。ですが今回は、3名体制で3日間、延べ9名がかりという大規模な作業になりました。

問題は、そのほとんどが処分の対象ではなく、大切に保管しておきたいものだったこと。そのため作業中はほとんど身動きが取れず、通路を確保することさえ一苦労でした。

穴を掘っては、また埋める。まるで修行のような作業

要るもの・要らないものを丁寧に仕分けながら、数少ない不用品は迅速に処分し、必要なものは段ボールやポリ袋へと収めていきます。これだけのボリュームですのでスピードは求められますが、雑に進めれば足元の山が崩れる「雪崩」が起きてしまう。だからこそ、慎重に慎重を重ねる必要がありました。

そこで、既に梱包を終えた段ボールをバリケード代わりに積み上げ、その向こう側のスペースを利用しながら少しずつ荷物を移動させていきます。自分たちで掘った穴を、自分たちでまた埋めていくような、まるで修行のような作業の繰り返しでした。

どれだけ手を動かしても、足元のスペースがなかなか広がっていかない。精神的にも高い壁が立ちはだかり、正直かなりこたえました。連日酷使される身体も悲鳴をあげていたのを覚えています。

最大の難所、奥の居間に広がっていた「執着の壁」

ようやく玄関とキッチンまわりが片付き、少しほっとしたのも束の間。最大の難所である、奥の居間が待ち構えていました。

目の前に広がっていたのは、単なる「モノ」ではなく、長年かけて積み重なった執着そのものが形になったような光景です。足場が不安定な中、書籍やDVDの山と向き合いながら整理・分類を続けますが、もう作業スペースがほとんど残されていません。

それでも、ここで立ち止まるわけにはいきません。ご依頼者様が新しい生活へ踏み出すための、大切な一歩を私たちが支えているのですから。

完成編、畳が顔を出した瞬間と、依頼者様へお伝えしたこと

長い格闘を経て、ようやく顔を出した畳

仕分け済みのモノで室内がすっかり埋め尽くされてしまい、これ以上作業を続けるスペースがない。そこで急遽、ベランダなど戸外へ一時的に荷物を移動させながら、粘り強く作業を続けました。

そして数時間後、ついに床の畳が姿を現した瞬間。「会いたかった」と、思わず声が出るほどの達成感がありました。顔を出した床を丁寧に清掃しながら、仕分け済みのモノを再び室内へと戻していきます。

この作業は最初から最後まで、掘った穴を再び埋める、時にはもう一度掘り返してから埋め直す、というとても骨の折れる工程の連続でした。諦めない気持ちって大切だなとつくづく実感しました。

再びの「雪崩」を乗り越えて

慎重に通路を確保しながら進めていた矢先、畳が少しずつ見え始めて喜びを噛みしめた直後に、再びモノの雪崩が起きてしまうというハプニングもありました。依頼者様も、その様子を見てしきりに恐縮されていたのを覚えています。

それでも最後まで諦めることなく、ご要望通り不用品の回収と必要なものの仕分けを無事に完了させることができました。あとは引っ越し業者様にバトンタッチです。私たちほどではないにせよ、当日の作業はきっと大変だったはずです。心の中でエールを送らせていただきました。

依頼者様へお伝えした、これからのための提案

作業を終えたあと、ご依頼者様には正直にこうお伝えしました。

「引っ越し先のお住まいは、少なくとも2部屋分の余裕がないと、まともな生活を送るのは正直厳しいと思います」

幸い次のお住まいは広さに余裕があるとのことで、こちらも安心いたしました。

そのうえで、これから先も大切なものと心地よく暮らしていくためには、
・際限なく広い家へ住み替え続ける
・何か新しいものを迎えるときは、今持っているものと入れ替えていく
このどちらかの心構えを持っておくことをおすすめしました。捨てることだけがゴールではなく、これからも大切なものと安心して暮らしていくための工夫として、こういったお話もさせていただいています。

おわりに、東大阪市で実家片付け・ゴミ屋敷清掃にお悩みの方へ

今回のケースのように、モノが多すぎて身動きが取れない状態になってしまうのは、決して特別なことではありません。ご実家の片付けであれば、ご両親やご家族の想いが詰まった品々を前に、簡単には手放せない気持ちが積み重なった結果ですし、ご自身のお部屋であれば、日々の忙しさや心の余裕のなさが少しずつモノを増やしていった結果です。

「こんな部屋、恥ずかしくて誰にも見せられない」

そう感じていらっしゃる方にこそお伝えしたいのですが、私たちはこれまで数えきれないほどのお部屋と向き合ってきました。今回ご紹介したような、部屋全体がモノで埋め尽くされた現場も、決して珍しいものではありません。恥ずかしいと感じる必要は、まったくありません。

東大阪市を中心に、大阪北東エリアや奈良方面でも実家片付け・ゴミ屋敷清掃のご相談を承っております。まずは現状を見せていただくところから、一緒に一歩を踏み出していきましょう。

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