同棲中の彼女が片づけられない・・・というかモノへの執着心が強く、一切捨てられないという事で、部屋がエライ事になってしまって・・・という同居人である彼氏さんよりのご依頼を受け現地へ。
片づけの話をすると必ず喧嘩になってしまうとの事で、今回はご相談者様である彼氏さんのみが居る部屋での作業開始です。
彼氏さんは在宅でお仕事をなさっている為、正直とてもお気の毒な環境です。
この状況に加え、彼女さんは度々モノを購入される為、どんどん居住スペースが狭まっていく流れである事と、なんと4匹の猫ちゃんを飼っておられるのです。
片づけられないアナタの側に誰かが寄り添ってくれたなら・・・
写真はほんの一部ですが、2間ある部屋は床が見えず足の踏み場もない中、猫ちゃんが活発に動き回る事で、そうじもままならず埃や毛がそこかしこに。
最大のミッションは
”これらほとんどのモノを、一切捨てる事なくなんとかスペースを作る”
という事。
でないと、彼女が帰宅して捨てていた事が判明すれば、修羅場になるからなのだそうです。
相当ハードルが高いですが、彼氏さんと長時間根気よく取り組み、且つそうじを行いつつ、実は猫アレルギーである彼氏さんのお仕事環境大改善プロジェクトを進めて行く事で、ひとまず一定のゴールにたどり着く事が出来ました。
片づけ中も彼氏さんと色々なお話をさせて頂きました。
片づけられない当人自身が問題意識を持たない状態で、身内などその周囲の方から頂いた過去のご依頼ケースがいかに難易度の高いものであるか。
またその依頼完了後、継続して状況改善に取り組んでいく事の難しさ。
今現在の片づけられない彼女さんを作り上げたと考えられる”原因”。
不用品を”不要”と考えられる意識の改革に必要なアプローチ、等々。
今後は新たに別のマンションへお引越しされる事も検討中だそうですが、どれだけ間取りが増えても、収納スペースが大きくなっても、そこに変化が起きなければやはり心配ですね。