介護施設入居に伴う引っ越し でも高齢者宅ほど整理・片付けが大変
ココは富田林市某所のマンション。
身内の方より一人暮らしの親戚女性が住まいを出払って、この度介護施設へご入居される為に、そこを片付けて欲しいとのご依頼。
充実した押し入れ、ゆったりベランダスペースも確保された3LDKの物件。
旦那さまに先立たれてからは、長らく独り住まいです。
彼女のモノだけでもいっぱいあるのですが、亡夫の生活品の数々もほぼそのまま残されているので、比較的広いこの空間も埋まってしまうのです。
食器棚にもビッシリと器が収められていますね。
老人ホームへ移り住むための準備
今回、依頼につながったのは、ココにお住まいの方がお歳を召されて、かつての記憶力や判断力に衰えや陰りを感じるシーンが増えてきたコトがきっかけです。
それでもお宅まですぐに駆け付けられる距離ならば、大した問題ではありませんが、遠方となるとやはり心配・・・。
何かあってからでは大変という事で、事前にいろいろと介護施設を当たっておられたそうです。
なにぶんお子さんがいらっしゃらない為、ご親戚筋が対応しないと事態は改善致しません。
これは今現在、そして未来にかけて日本国内で抱えるシリアスな問題です。
平均寿命が延びるのは良いけれど、そこに “健康寿命” が伴っていないと本当にハッピーな老後とは言えないかも知れません。
本筋から少し外れてしまいますが、先日 “大恋愛” というドラマが最終回を迎えました。
医師の女性が小説家とドラマチックな恋に落ちるお話なのですが、彼女は若年性アルツハイマーという病気にかかってしまう。
その病気の進行と共に記憶が剥がれ落ちていってしまい、やがて大好きな彼の事だって忘れていってしまうかも・・・。
観てるコチラはまんまと “大号泣”させられてしまいました(笑)。
一般的な認知症と違って、文字通り若くして発症してしまう病。
でも考えさせられますね。
いつ何時、どんなことが身に降りかかるか?
それが良い事なのか、悪い事なのか分からないけれど、覚悟と心の準備は必要なんだと感じました。
片付けの解説が中途半端になってすみません。
進捗状況は画像を追ってくださいませ。。。