ゴミ屋敷がホントに嫌 片付けたいのに汚部屋化するのは遺伝?!
片付けられないは遺伝するのか?
間違いなく影響は色濃く受けるでしょう
とだけお答えします。
「ずっと実家がイヤだった」
実家がゴミ屋敷、そこで生まれて育ってきた人にとって、もちろんその環境は当たり前。
でも成長過程で友達と自由に交流する中、
「なんで他の子達の家はこんなにキレイなんだろう??」
というコトに気づきはじめます。
そして思春期にはゴミ屋敷・汚部屋が原因で友達を自宅呼べない…などの苦~い経験が共通項としてなります。
不用品の処分や片付けに関するコンサルを希望する相談者の方々の中には、何かしらこのような環境の中で育ってきたという方が少なくありません。
- 台所には賞味期限をはるかに超えたモノがてんこ盛り
- 水回りは汚れやカビだらけ
- 冷蔵庫は電源が入っているのに悪臭が漂う
- 床にはあらゆるモノがぶちまけられた様な状態
- 上記の生活環境に一定期間、何の違和感も感じて来なかった
汚部屋・ゴミ屋敷で育った環境に違和感を感じた子供が思うコト
”毒親”
ひと言でいえば片付くかもも知れない。
実際はある種のネグレクト、高齢による能力の低下・老化、発達障害、トラウマなど原因はケースによって様々。
そうそうご両親の親御さんもまたゴミ屋敷生活者というループパターンもあります。
そんな長い生活習慣や癖が自然に抜けるはずもく、大きくなってあれほど憎んだゴミ屋敷も、イザ一人暮らしを始めると同じ状況に…なんてコトに。
片付いた家で育った人に比べて、気を緩めてしまうと散らかりやすい傾向は如何ともしがたく。
長年の習慣から脱却するには、やっぱり自身の矯正・努力を必要とするのです。
毒親とは違う大好きな親でもやっぱ片付けられない~ゴミ屋敷あるある
あるある..といいつつ、極端な例ですね、コレ。
相談者さんとは結局顔を会わせるコトもないまま、電話とメールで伺ったご希望内容に沿って進めた片付け作業。
なかなかとてつもないボリュームのため、予定を大幅に超えて時間と労力がかかってしまいました。
お引越し先ではスッキリ生活が送れると良いですね…。
あなたの実家は大丈夫?! ゴミ屋敷、汚部屋化が進んじゃう親の家
生活の中で長い時間をかけて変わっていくと、人はなかなかその変化に気付かないまま、当たり前の生活として順応してしまいます。
いい方向に転がるのなら大賛成ですが、自覚なく生活環境が悪化していったのならこれは不幸なコト。
昔はキレイ好きで知られ、家の中はいつも片付き、毎日晴れやかな気分で過ごしていたのに..。
ご本人の記憶は薄れてしまっていても、身内の方々にはしっかり刻まれていたりするんです。
遅すぎるなんてことはないのです。
ある意味人生かかってますからね!(笑)
半分冗談、半分大まじめに訴えたいですね。
時間って全部じゃないけど、取り戻せるものだと最近は考えるようになりました。
このお話はそんな一例。
もちろん真逆の家族がゴミ屋敷に引き吊り込んでいく悲しいケースも・・・。