不用品も必要品もごちゃ混ぜの部屋に忍び寄る引っ越し期限
「引っ越し期日が迫っているのに、このままのペースでは先が見えないので、手伝って頂けますか?」
ご相談者さまいわく、元々片付けが得意ではなく、収納下手と場所不足のため衣類などが山積みになって困っているとの事。
早速鶴見区某所へ。。
ただでさえ大変な状況の中、月のうち数日をご両親の介護のために留守にされているそうです。
そして問題を更に大きくしているのは、昨年少し長い期間留守にしていた間に、息子さんが放置した食料品などから害虫が発生し、殺虫剤や粘着シートなどで退治したものの、死骸が出てくるかもと思うとシンク下を触るのも怖いとの事。
こちらは息子さんの部屋になりますが、辛うじて布団(人間の眠れる)スペースはあるものの、その周りは要・不要のモノがぎっしりとすき間なく埋め尽くされています。
息子さんが帰宅されるのは夕方頃の予定、すでにお母さまと息子さんの間で事前に ”片付けガイドライン” についてまとめてくださっていたので、それに従い進めていきます。
これがあるとないでは、ペースが全然違ってきますので、全ての相談者さまに推奨している方法の一つです。
後で 「あれ捨てちゃったの・・?」と悲しまなくて良いので、面倒臭がらずにやりましょうね。
実際には、こちらのお部屋ともうひと部屋を何とか片付け、恐怖のシンク下も助けて欲しいとご相談を受けました(画像はこの部屋のみUP致しております)。
そしてそして、引っ越し業者がくるのが2日後という差し迫った状況下、当社もご相談者さまも必死で取り組みました。
実際、廃棄する量は軽1BOX1.5台分程度となり、あとは分別しながら梱包していくケースです。
ひたすら打ち込み、夕方にある程度完了する事ができました。
ご相談者様さまのご不安も解消された様で何よりです。
終了間際には息子さんも帰宅され、
「ワオッ!!」
嘘みたいに分かりやすく、驚き、喜ばれておりました。
新居では、散らかりにくい環境作りの為、またコンサルをお願いしますとの事。
大変しんどい思いをなさったかとは存じますが、反面引っ越しというのは生活をより良い形でリスタートする為には、これとない絶好の機会です。
不要なモノに囲まれた生活は、一部で満たされると感じる方はいらっしゃったとしても、実はご自身の考えを大量のモノが干渉する事で、乱したりしている事を自覚なさっていないケースがほとんどなんです。
こちらのご相談者さまは、既に変身スイッチが入っていらっしゃったので、通常は2日かかる工程も1日で進める事ができました。