極端なこだわりと悩み 東大阪市での部屋片付け

「部屋のエアコンが故障して使えなくなりました」

「この機会に新品に替えたいけど、今の状況で取り付け業者が呼べる訳でもなく・・・」

 

床にはおびただしいモノが散乱していて、虫がそこかしこを這い、異臭が鼻をつきます。

問題の部屋は2か所。

メイン(一番汚れや散乱が目立つ部屋)はキッチンスペースで、DM、チラシ類、衣類、食料品ほか雑品などが雑然と積み上げられています。

そして画像はないものの、リビングもボリュームは少なめですが、似かよった状態でした。

しかしながら、部屋自体がそんなに広い訳ではなく、床のモノも平たく並べられ高さもない為、通常であれば1日で相当解決可能な範疇です。

ただ問題なのは、ご相談者さまのモノに対する執着心の強さ、これに尽きます。

特に目立ったのは、お菓子や冷凍食品の食べた後の包装紙。

何が入っているという訳ではない、あのアルミ製の袋です。

これらの内部に付着したカスが腐敗し、異臭を放ち、そして害虫の繁殖の温床となっているのです。

 

ではナゼそんなモノに異常な執着を示してしまうのか・・?

彼女曰く、

「食べて美味しかったモノを忘れたくない」

「また次に買いたい時に参考にする為、絶対必要」

という事なのです。

それではスマホやデジカメ等を活用し、デジタル管理すれば場所も取らない、腐らないので、生活環境にとって利点だらけという事もご説明したのですが、

”手に取ってみたい”

と返答。

 

・・・致し方ないですね。

 

昨日・今日で悪化した症状は、即日改善の可能性が高いのですが、長い時間をかけて身についてしまった悪習慣は、それと同程度の期間、ご相談者さまご自身が自覚の上で、覚悟を持って立ち向かう必要が生じます。

 

 

最終的に相当数廃棄する事が出来、かつ分類も完了した為、床も顔を出し、生活スペースを広げる事も出来ました。

エアコンの取り付け作業も十分行って頂けるレベルに到達できたのも、ご相談者さまの根気によるものが大きいです。

 

でもこれからの維持、そして徐々にでも構わないので、改善に取り組む事が何よりも重要となりますので、決してあきらめないで、気落ちしないで、進めていっていただければと存じます。

 

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