依頼主ご不在 八尾市桜ケ丘のゴミ屋敷 片付け作業前はこんな感じ
く、崩れるぅ～
絶妙のバランスでなんとか現状維持のゴミ屋敷は、八尾市桜ケ丘の某物件。
まずはひたすら足場を作る為、ご依頼の「取り置きリスト」から外れた“確実な不用品ゴミ”を部屋から排除していき作業用の空間を作っていきます。
不在時の不用品片付け作業に、取り置きリストは命綱。
もう部屋は巨大ジェンガと化しており、分別＆袋詰め作業に割けるエリアがどこにも見当たらない…。
ゴミ屋敷片付けあるあるとして、片付けたくても簡単な作業すら行うスペースが確保出来ない。
その為、ゴミを袋詰めする→複数作る→少し床が顔を出す→ゴミ袋を再び移動させる→ゴミを袋詰めするの無限地獄ループにハマります。
この様な片付け作業を進めていく行程の中で ”掘った穴を再び埋める” ような作業がどうしても必要になるシーンには、度々出くわします。
この様な作業は正直私達プロでも、精神的になかなかダメージを食らってしまう作業ですから、Ｎさんがお一人でこのごみ屋敷状態から抜け出すにはどんだけの覚悟と時間・労力が必要になることか…。
ここに住まわれていたご本人にとって、毎日の生活を想像すると・・・、決して簡単なモノではない事が想像頂けるでしょう？
メインはあくまでもモノの片付けという事になりますが、片付いたその後には、汚れた箇所のクリーニングが・・。
現時点で何がどうなって汚れたのか考えてる暇はなく、ただ黙々と不用品を減らす！で今は『MAX片付け』一点集中です。
キッチン＆リビングとは別のエリアにある、洗濯＆バススペースの床、洗面器周辺は相当ガンコな汚れ方してますねぇ。
何か詰まらせて溢れたのか…いや考えない、作業続行。
一方、そのころキッチンでは…。
五徳やシンクの回りも、バスエリアに負けてません。
パッとみても油でコテコテ…相当な汚れ方。
細部までキレイにするには、バラして洗浄しないとですね。
でもまずは作業スペースの確保の為、見た目にも表に出して良いモノにこの部屋から出ていってもらいました。
なんと書籍関連の不用品だけで1トン近くのボリュームになりました。（写真はほんの一部です）
さぁ最小限の足場をベースにドンドン進めますよ～！
