大阪市中央区の処分に困った不用ウォーターベッドの回収処分

販売業者も嫌がる古いウォーターベッドの解体・回収依頼

ウォーターベッドの解体・回収の専門業者

今回のケース、最初のコンタクトがあったのは実はお客様ではなくて、販売業者さんからだったのです。

「古くなったウォーターベッドを当社の新製品に買い換えをご希望なのですが、大型で設置環境が厳しいために、移動や回収が困難なんです。」

「御社のウォーターベッド回収の記事を拝見して、ご連絡差し上げた次第です・・・」

確かに以前、そのような記事を公開しておりますねー。

それをご覧になって、電話でのやりとりで実際に解体・撤去が可能とご判断頂きました。

あと詳しいことは “直接お客様へご連絡ください” とのこと。

日本の住宅事情・・・土地が高い分、階段が増えますし、階数が増えると都度旋回しなくてはなりません。

ただし新品納入、設置時にはこうした問題点も、大きな障害とはなりません。

ベッドの枠組みもバラバラの状態なので、一つずつ設置する部屋へ向けて運ばれた後、組み立てられていきます。

その後、ウォーターベッド本体は枠組みの中にセットされ、注水作業を経て、ようやく真のウォーターベッドとして完成するのですね。

あの独特の波打つ感じが他のベッドと異なる点はココなんです。

当然万が一にも中の水が漏れないように、厳重な造りになっています。

問題は入れたものの、どうやって出すか?!

設置時には軽くとも(といっても一般のベッドよりもはるかに頑丈なので重量ありますよ)、その後めちゃくちゃ重くなります。

今回はクイーンサイズのウォーターベッドですから、外枠込みの総重量は500~700㎏を超えるほどとなります。

そこへ二人が寝転んだらまさかの1トンレベル・・・、木造住宅で大丈夫?と不安になる程の重さですね。

こうなってしまってから、

「じゃ、撤去しましょうか?!」

という展開になっても、そう簡単にいかない事はご想像いただけるかと・・・そう、実際大変なんですよ。

この手のご相談時に必ず確認させていただくのは、設置場所や周辺環境。

それによって対処方法や難易度が全然違ってくるからです。

ご相談者さんとのやり取りで分かったコト

  1. 3階
  2. ベランダなし
  3. 階段あり(幅狭)

ハイ、難易度最上位クラス決定です。

特にbのベランダなしがミッションを困難にさせています。

中の水を抜かないことには、一向に軽く出来ないのですから・・・。

作業当日。

ウォーターベッドが実際に設置されている部屋の環境と、ベッドのコンディションを確認。

しっかりしていますが相当古いタイプのベッドですね。

マット下の防水シートが生きているかどうか・・・。

リスクを洗い出ししながら、緊張の第1歩。

ウォーターベッド解体と回収作業 オペ開始!

不用品、ウォーターベッド回収・処分業者 トリプルエス 大阪・生駒・富雄
ウォーターベッドのマット解体
古いウォーターベッドの解体・回収業者トリプルエス 大阪 奈良
マット解体後のフレーム

画像をご覧いただけると、これが大げさではないことがお分かりかと・・・開腹手術なのです。

マットの中身は綿やスポンジ等が何層にも重なり合う構造で、それらが大量の水を含んでいるのです。

お次はその大量の水を抜いていく作業工程。

部屋の外にベランダがあれば、すぐに排出出来て負担も軽いのですがそうではない為、かくなる上は!!

弊社の最終兵器、”強制排出装置” 起動!!

設置部屋から階段を下っていくチューブ、その中をウォーターベッド内の水が流れていきます。

マットにしみ込んでいる分については簡単には排出出来ないので、時間をかけながら確実に仕留めていくのです。

格闘すること数時間、ようやくおおかたの水分が抜けたようです。

それでもまだまだ重いウォーターベッド本体をゆっくり戸外へと運び出し、その後外枠を解体・回収作業を進めていきます。

改めてみるとベッドだけで、部屋の半分程度を占領していたのだと実感しますね。

わずかな隙間から積もったホコリが、その年月を語っています。

ご相談者さまに最終確認に立ち会って頂き、ミッション完了、撤収と参ります。

ともかく水漏れもなく、無事に片付いて良かったです。

新しいウォーターベッドは翌日到着ということですから、タイトなスケジュールですが、ひとまずこれで安心してお休みいただけますね。。

他にもウォーターベッド問題でお困りの方がいらっしゃれば、いつでもご相談くださいね。

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