何故かモノ部屋、汚部屋、ゴミ屋敷に共通する環境
これまでの記事でも触れてきた事柄として頻繁に目にする光景。
■ケースその1
”片付けが苦手な方” に共通して見られる傾向・・・いわゆる汚部屋あるあるになる訳ですが、それは
床に小銭が落ちている
という事。
いやいや、五円、十円から百円くらいまで、一枚や二枚ならありますよっ!!
そう、それは一般的にも起こり得る話ですね。
でもそんなレベルはとうに振り切っています。
恐らくコンビニ等でのお買い物をした時に生じた釣銭でしょう。
主に1円、5円、10円玉の少額コインがテーブルから転がり落ちた結果(あるいは床に直置き?)なのでしょうか?
拾い上げられる事もないまま放置され、それらが積もり積もっていくのでしょう。
そういうお宅は大概の場合、ひと部屋片付けると¥3,000位にはなります。
ちょっと贅沢なランチでもイケちゃいますよね?!
酷いケースになると、そこに紙幣が加わって数万円単位になる場合もあります。
旅行に行ける位のまとまった額になってしまうケースや、片付けサービス料をそこから支払われたケースもあります。
ご本人はめちゃめちゃ喜んでいらっしゃったんですが、
元々はご自分のお金なんですよ~
その様なご相談者からのご依頼案件は、誤って廃棄してしまわない様、いつもの倍くらい整理にも神経を使うので疲労感が異なります。
1円を笑う者は1円に泣く
・・・別に笑おうと思っておられる訳ではありませんが・・・。
【お金の管理がルーズ=お金が貯まらない】
という意味合いにおいて、最も分かりやすい例ですね。
■ケースその2
ここまでお読みになられて、
”散らかっているけども、現金は全部お財布だからウチは大丈夫よ~”
というお宅は大丈夫か?
否!!
部屋の周りを見渡すと、
- 衣類
- 化粧品
- 美容・健康器具
- その他日用品
- その他テレビ&ネット通販品
どうなっていますか?
「部屋が片付かない」と悩んでいる方は、少なくとも上のどれかがオーバーストック状態に陥っている事がほとんどです。
- あったらいいな~
- これは便利(ある限定されたシチュエーションの中でのみ)
- 期間(数量)限定だから
- 特別価格
- もったいない(いつか使うかも)
買わないと損する、安い(得する)から買うというスタンスなのですが、これも程度問題。
使わないモノに高額をつぎ込んで、タンスの肥やしにしていては、それこそ無駄にしかなりません。
例えばそれが食品である場合などは、賞味(消費)期限を過ぎてしまったらそのままゴミ箱行きですから、極端な話
”ゴミにお金を出して買っている”
状態です。
そのお金を貯蓄や何某かの財テクに向けていたら・・・?
あっ! これって私のコトかも・・・
なんて心当たりがある方もいらっしゃいましたかね?
ご本人の納得と実感を積み上げながら、快適な環境へと近づけていくのが一番理想的だと弊社は考えます。
一見、少し遠回りの様な気になりますが、リバウンドの後、元の木阿弥では住環境もさることながら、ご本人のやる気も意気消沈してしまいますから・・・。
次回の記事では3番目のケースを例に挙げながら、どのような改善方法があるのかについて考えていきましょう。
「私もそろそろ片付けよう!」
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