DV加害者不在時の安心片付け 阿倍野区でのスピード回収
DV加害者である旦那様のお宅から、現在とある賃貸で仮住まいなさっているCさんはなんと3児の母!
この度シェルターへの転居が決定し、取るものも取り敢えず出てきた旦那様宅へ、必要なモノの整理&回収を進めるべくご相談頂きました。
ドメスティック・バイオレンス(DV)等に関する相談機関一覧
大阪市HPより引用
向かったのは大阪市内阿倍野区某所の一戸建て。
接近禁止命令があるので、片付け途中に姿を現す事は出来ませんので、安心して作業を進めます。
ただ回収するにもボリュームの目安を知る必要があるのですが、
「しばらく行っていないので、分からない」
「ともかく旦那が暴れるので、部屋の現状がどうなっているのか予想がつかない」
との事。
特有の事情により現地での見積も出来ない中、電話口で伺った情報 x 1.5倍程度の容量を想定に入れて、準備を整えました。
でも…..。
お宅に拝見すると1階の一部を除いて、どの部屋にもモノ、モノ、モノ。
どうすればこうなるかと思う程にモノが部屋一面に散乱し、荒れ放題の状況。
元々片付けが苦手な子供さんと、荒れる旦那さんで収集がつかないのだそうです。
※モザイクは案件上特に多く、かつ作業アフターの状況は掲載しない事とさせて頂きますのでご了承ください。
Cさん曰く、半年以上帰ってなかったけどその後暴れたのか、当時と比較しても状況は相当悪化しているとの事でした。
こちらの子供部屋は、学校の教科書や勉強道具とゲームやぬいぐるみといった遊び道具が混在し重なり合い、床全体を覆っておりました。
この中から必要なモノを取り出す作業だけでも、ただただ見つける事が至難の業です。
Cさんが転居先へ持っていくモノと、子供たちからリクエストされているモノだけでも相当な量。
次なる行先であるシェルターの間取りは、そこで母子3人が暮らす事を考慮すれば最小限。
おのずと運び出せる量の上限が…..。
結果、リクエストの内容を全て反映させる事を断念し、修正。
3人家族が暮らす空間がなくなるのです。
なんとか当初の1.5倍の想定量を上限に、必要不可欠なモノに絞ってボリュームコントロール。
残りは今後、改めて考慮して調整するという事で決着。
車両にも注意を払いつつ、尾行に悩まされる事もなく、目的地へ到着する事が出来ました。
当日はなんと警察官の方と裁判所関係者の方が家の周囲で警戒にあたる為、待機してくれておりました。
おかげさまで作業中は何一つ危険を感じる事もなく、安心・安全に進める事が出来ました。
DV被害に遭われている当事者の方にとって不安しかないかも知れませんが、警察や裁判所通して必ず状況は改善に向かわせる事が可能です。
ジッと耐えるのではなく、まずは相談してください。
追記:本件はまだ続きますが、記事を更新・公開するかは未定です