花粉だけでも辛いのに、ゴミ屋敷要素加わって辛さ倍増生活
「ゴミ屋敷を片付けたいけど、決心が固まらない、それでも片付けたい」
大東市某所へ以前お見積りに伺い、しばらく音沙汰ナシで忘れたころに再びご相談…これもゴミ屋敷あるあるの一つ。
その時は引越しシーズンの真っ最中という事もありまして、日々のご相談や作業に追われ、記憶の彼方に忘れ去られようとしていました。
※お見積りの記録は一定期間取ってありますので、しばらくぶりのご連絡にも対応が出来る準備は整えてあります。
物件自体に何かしらの特徴があればすぐに思い出せるのですが、平均的なケースだと事務所で資料を見返さないと分からない事もございます。
本ケースは前者の方であった為、お電話を頂いた時にピンときました。
と言う事で、結構な時間をかけてキャッチャボールを致しました。
そんなご縁で、正式にコンサル&ゴミ屋敷の片付けというミッションと相成りました。
スタッフ2名でお邪魔し、1名は不用品を屋外へ運び出す係、もう一人はコンサルタントとして、ご相談者さまと一緒に片付けを進める係として分業。
この時期はスギ花粉もピークの為、目はシバシバ常に涙目で、鼻は詰まりと鼻水で絶不調。
2人とも花粉症ですから、この時期はしんどいですね。
ただ。
ただただ。
屋外へ不用品を排出する係よりも、圧倒的にコンサルスタッフの方が不調なんです。
排出係も、室内に戻ってきたら調子がより崩れるみたい・・・。
ただのゴミ屋敷・汚部屋と侮ると、花粉・ハウスダストに健康を奪われる
涙、鼻水が止まりません。
ちょっとヤバイやつだコレっ!! とおもっていたら、”カビ” でした。
経緯は分かりませんが、カーテンの下半分はカビが生えています。
壁紙にも黒カビの存在。
そしてポリ袋に詰められた大量の衣類にはカビ・ホコリ・目には見えないダニやノミなどの死骸や糞なども付着しているのでしょう。
これまで経験したことが無いほど、両目と鼻が苦しいので、マスクは途中4~5回変えました。
大量の花粉が舞う戸外の方が、圧倒的に呼吸がし易いんです。
心配になった為、ご相談者さまにもお話をすると、
「身体は昔から健康だけど、最近胸がどうも苦しい・・」
との事。
これカビ吸入による気管支炎の疑いがあります。
ついでに色々調べてみると、カビを吸ってしまう事で発生する病気リスクは、
- アレルギー性気管支肺アスペルギルス症
- 夏型過敏性肺炎
- クリプロコッカス症
- 気管支喘息
- アレルギー性鼻炎
1は咳やタン、喘息に似た症状で呼吸がしんどく感じる為、お医者さんでさえ初期段階では喘息と診断する事もあるそうですが、喘息の薬では治りませんので、アレルギー検査をおすすめします。
2の症状は夏、室内での症状。
咳や熱がひどく苦しく感じるでしょうが、一旦戸外に出るとその症状が止まるのが特徴。
この様な時は夏風邪ではないので、キチンと調べてもらいましょうね。
3の原因の一つにハトの糞が挙げられます。
ベランダに設置したエアコンの室外機周りに、ハトが頻繁に出入りしていたりしたら要注意ですよ。
症状は上の2つと比較して軽いので油断しそうですが、このカビが脳や肺に入ってしまうと、髄膜炎や肺炎の原因となるのです。
こういった環境にお住まいの場合は、必ず『特殊清掃』が必要なレベルです、深刻な健康被害が出たら笑えませんよ。
4の喘息の特徴は激しい咳を伴って、ゼーゼー、ヒューヒューと呼吸が困難になります。
キツイ場合は、横になる事も出来ない程になるので、室内環境の改善が急務です。
5はカビが原因のアレルギー性鼻炎。
この急性バージョンが今回2人のスタッフが体験したものでしょうか?
激しい鼻づまりがあり、かつ鼻水がそれこそ滝の様に流れました。
明らかに室内の環境を激しく拒否する反応です。
酷くなると咳が出たりするようです。
この様な症状を持つ方は、早い段階でお医者さんへ行くべきです。
キチンと診てもらってくださいね。
実はどんなキレイな部屋でもカビの一つや二つくらいは飛んでいます。
食べかけのモノ、生乾きの衣類、閉め切った部屋、敷きっぱなしの布団やベッド等々、原因は様々ですが、カビに対してもアレルギー反応は出ますので、そんな方は真っ先にその原因を排除し、部屋をキレイにするべきです。
もっともっと深刻な状態になってからでは遅いですよ!!
感染して病院のお世話になる前に、まずは生活環境の改善第一です。
追記:アレルゲンとウイルスとゴミ屋敷と住人
旧正月に当たる中国の春節に前後し、コロナウイルスが猛威を振るい世界を震撼させています。
国内にも感染者が見つかり、未だワクチンもない状態で、街からはマスクが消える現象が。
発生源となる中国の武漢が閉鎖されるなど、後手後手ながらも対応が進む半面、ツイッター上では武漢でも日本へ入国出来る裏技などが話題になったり、状況は依然予断を許しません。
この様な状況下から花粉シーズンへスライドしていくのですから、今回は時間が許すなら出来るだけ片付け・掃除を進めて、ゴミ屋敷、汚部屋環境を改善すべく取り組まれる事をオススメ致します。
ウイルスと汚部屋には何の関連もございませんが、ダニ、ノミ、埃、ペットの毛などの掃除を怠ることによって発生するアレルゲンと、スギ、ヒノキなどの花粉飛散によるアレルゲンのW攻撃でアレルギー反応を起こす住人にとって、抵抗力を奪い、生活の質を著しく低下させます。
その弱った身体で万が一風邪でも引いた日には、それこそ目も当てられません。
これまでの相談者さまの中には、目を開ける事もままならない状態に陥っていた方もいらっしゃいます。
そんな方だって、一日二日集中して片付ければ、ウソの様に呼吸をラクに、自分の汚部屋を居心地よくする事だって出来るのです。
新型コロナウイルスが心配な件 対策は大丈夫?!
ノロウイルスやSARSに続き、中国武漢市より突如出現した新・コロナウイルス。
アジアはもとより世界中に拡散し、厳戒態勢が引かれております。
マスクやトイレットペーパーが店頭から姿を消し、生活私たち国民を不安に陥れております。
・家族の安全は守りたい
・お店が感染源になんて万が一にもできない
個人の方、そしてお店を運営されている法人の方、 何とかしたいけどワクチンも対処法も確立されていないため “不用不急の外出を控える” 事くらいしか出来ない。
そして密室は密室で、家族内感染など同居人から接触・飛沫感染のリスクがあります。
そこで室内を光触媒で菌やウイルスを不活性化させる施策をご提供しております。
コロナはモチロン、O-157やSARS等々、様々な感染症にも有効な対策となりますので、コスパの非常に高いサービスとなります。
ウイルスを不活性化 感染症予防対策サービス
でもずっとそんなワケにもいきません。
生活があるのですから、人としての経済活動だって生きてく上で不可欠です。
そのためにまずパニックにならず、冷静にデマと参考とすべき情報を見極める必要があります。
MAX片付け作業記事より抜粋