まずはゴミ箱の概念について今一度・・というか直視せよ
そもそもの話から始めましょうか…。
片付けのご依頼を受け現場へ伺うとしばしば目にする状況。
ゴミ箱がない、あらへん…
かまへん…?
いやいや、じゃゴミどこに捨てるの?
で視線を移すと明らかにゴミ選別されるべきものとして、テーブルの上に食べかけ・飲みかけの痕跡が縄張りを作っていて、床にはそれらも含めた要・不要のカオスの海が広がっている。
まぁもう一つの問題はこの手の即廃棄すべきコンビニゴミの中身を捨てるシンク自体が、未洗浄の皿などの食器に覆われ大渋滞を引き起こし、機能マヒに陥っている点も見逃せませんわ。
もう玉突き、連鎖が新たな連鎖を生む…住人のメンタルが部屋の状況に負ける…こんなシナリオ。
悲しい・・でも悲しみに暮れててもな~んも変わりませんよ。
まぁスイッチ入れる、入れないはアナタ次第。
自分で始めるも、第3者と共に進めるも、状況を変えるには動き出すコト。
動いた分、必ず状況は改善するし、その分開放感が広がります。
部屋をゴミ箱代わりにしてしまっている汚部屋のケース
- 床に散乱させておいて、グチャグチャになって、収拾つかなくて…という系統
- 複数の口の開いたまんまのゴミ袋が展開されて、用途(分別ルール)別に使い分けられている
- 口の閉じられたゴミ袋が室内に積み上げられている
みたいな感じで個性豊か💕
同じ様で流派が異なります。
たまにミックス流派もあります。
1番は別として、2番と3番を見るとほとんどの方なら
そこまでやるならあと捨てようよ~!!
と思うでしょう。
でも片付けられない人達にとって、そこが壁になっていたりもするんですよね。
収集日のルールが苦手な人も多い。
そんな人達には賃貸物件を選ぶ際、共用のゴミ庫を必ずチェックして欲しいんです。
厳しいところだと曜日と時間がこないと開かなかったりして、もう真っ逆さまに汚部屋・ゴミ屋敷への坂道を猛スピードで転げ落ちるコトになるでしょう。
- ゴミ庫はマスターキーでいつでも開けられる(捨てられる)
- 曜日に関わらず、廃棄コーナーが分けられていて、缶・ビンに関わらず簡単に廃棄できる
コレッ! これですよ、これだけで相当住みやすいハズなんでチェック忘れないでください。
なんなら間取りより優先事項ですからねっ、言ったからね!
ゴミ箱もオシャレよりも機能(捨てやすい、使いやすい)コトが最優先。
なんなら部屋のど真ん中に45Lゴミ袋サイズのポリバケツがあってもいいくらい。
缶ビン等分別ルール規制のあるものを除いて、あとはポ~イ、はいポポ~イですわ。