生前整理の勘違い 不用品片付け in 寝屋川 止まらない進化と若返り
「あれからね、私、寝ずに夜通し絵描いちゃったの(笑)」
「イヤイヤ…ダメですって、片付けでも疲れてらっしゃるのに..(苦笑)」
今日は3度目の『コンサル片付け』でお邪魔するなり、玄関からリビングへ通され、描かれた微笑む女性の上半身が描かれた絵を指差し、にこやかに語られるお母さま。
大好きな絵を描く気持ちにすらならなかった自分が、片付けで住まいが、暮らしの環境が変わる事でこんなに気分が変わるんだ、アナタのおかげよ!
(ヤバ…嬉し過ぎるやんコレ…)僕も零れんばかりの嬉しさを抑えつつ、会話を続けていきます。
リピーターの娘さんのオススメでスタートしたコンサル片付け。
初回にお母さまとお会いした時は、どこか恥ずかしく、バツの悪そうな印象で、
- 娘さん以外の身内の方には知られたくない
- 以前はご近所さんが集まりお茶とおしゃべりを楽しむ家だったけど、絶対呼びたくない
と仰っていた内向き志向に大きな変化の兆しが。
これは何とも言えない 片付けられない身内が引き起こす不幸なゴミ屋敷物語
「所変われば、状況も結果も変わる」
同じ片付けられない問題でも、関わるメンツによって結果には大きな違いが出ます。
こちらの身内が支え改善していくシリーズとは打って変わって、逆にナゼ同じ家族でこんな悲しい結末が..やっぱり元気な内の生前整理が正しいと再確認させてくれる回です。
生前整理の目的のひとつ あなたらしい明るさをいま一度暮らしの中に見つけて
生前整理って死ぬ前の儀式だと思いますか?
ボチボチ寿命が近づいた人向けの片付けだと思いますか?
終活(しゅうかつ)という言葉もだいぶ浸透しましたが、個人的ではありますが、この”終”の文字も何やらさびし~い感じが漂って、なんか後ろ向きな雰囲気を感じてしまいます。
高齢化社会ですから、やっぱり遺品整理サービスは成長産業の一つ(嫌な言い方)ですよね。
需要もあると思います。
無論それだけではありません。
身寄りのない方、親族と疎遠(あるいは遠方で頻繁に会えない)など、そういった環境においては、非常に有意義なサービスとして機能致します。
でも、やっぱり出来れば
生きてる内に、健康な内に、快適な家(ウチ)で元気に楽しく暮らす
その為に今まで増えてしまったモノを見直す、片付けるというのが一番だと思います。
少なくとも僕、個人的には絶対に 遺品整理 < 生前整理 派ですし、オススメします。
そりゃご遺体が長期間発見されなかった現場などは本当に大変ですが、通常の遺品整理については、一度で手間取らずてっとり早く儲かるビジネスと捉えている業者は少なくないと睨んでいます。
なぜ一緒に片付け整理を進めていく生前整理やコンサルをしないか?
それは手間が多くて効率が悪いからでしょう。
サポートする業者側だって、ご本人さんと一緒に片付け作業を進めてく方が本当は楽しいのになぁ…。
ちょっと脱線しちゃいましたね。
参考にして頂きたいのは、
- モノが増え過ぎる事で、居住空間が狭くなっている
- 本来社交的だった方が、塞ぎがちで元気があまり感じられない(健康面の問題は除く)
というケースの場合、本記事のお母さまの様に、それは今一度
部屋を片付け、ムダを省き、好きなモノに囲まれるシンプルな居場所を取り戻す事によって、若返ることが出来る
のではないか、検討して頂ければと思います。