東大阪の実家親宅の大量不用品 介護施設入居に合わせ整理片付け作業
前回、前々回に引き続き、東大阪市石切某所宅での不用品の分別片付け作業は続きます。
..というか、そもそも依頼主である息子さんのFご夫婦がスピードよりも、確認しながらという事を重視されているので、ひと部屋・ふた部屋片付け作業を完了すれば、まずご夫婦が別日程で要不要をチェックなさいます。
そしてひと通りチェックが終った時点で、また片付け作業再開のご依頼、お呼びがかかるというのが本案件のオリジナルシステム!
そんな感じでFさんのご要望に合わせて、良きように調整させて頂いております。
ということで、リビング、キッチン、寝室から離れ、お風呂場や100%物置き化してしまった小部屋などがある階の掃除片付けミッションとなります。
岩風呂のような凝った造りのお風呂ですが、それが分からないくらい不用品ギッシギシなのです。
またもう一つの部屋ではご覧の通り、不用品が山となり原型が全く分からない物置部屋になっています。
実はお母さま、足腰が悪くなってからというもの、長い間使われてこなかったそう。
この何十年も時を戻したかのようなレトロ不用品ワールドは閉め切っていた為、湿気で部屋全体もカビ臭くなっておりました。
お母さまの確認も取れ、この部屋の中に必要な物は何一つないから、片付け処分しちゃってとのお達し。
そうとなれば『MAX片付け』でガンガン進めて綺麗にしていきますよ!
高齢者が住む家の大量不用品片付け もったいない精神と溜め込み癖
山の様な不用品の回収・処分が必要な例として多いのはやはり遺品整理。
年齢を重ねるとモノへの執着を強められる方が多いのでしょうか?
ちなみに認知症の症状の一つには、金銭やモノへの執着が強くなったり、それが故、預金通帳をはじめ大切なモノを隠す行動に出られる方も少なくありません。
Fさんのお母さまに至っては、体力面には衰えが見えるものの、まだまだしっかりなさっており、
数点これは大事だから、絶対取っておいて!
というモノ以外は、Fさんに託されております。
この点ひとつとっても、整理上かなりラッキーですね。
ということで、Fさんご夫婦ははじめにお二人で家の不用品の片付け作業をスタートしたは良いものの、作業が進むにつれFさんにとってど~でも良い今では100均で簡単に変えの効くモノまでストックされ、どの室内も大量にモノが積まれている事から、
このままでは片付けの目途が立たない、埒が開かない
と考え、当社へ相談なさっていたのでした。
キチンと確認しながら整理を進め、家の中のモノを空にした後で、ご実家の売却なりについて考えたいとの事でした。
過去イチ! これぞ生前整理の鏡 老後生活のあるべき姿
次にご紹介するのは、過去最もハッピーになった生前整理案件。
遺品整理とは異なり、元気な内に残りの人生を自分らしく、より楽しく過ごしていく為の基盤づくりを目的とした生前整理の本来あるべき姿が見事に形になったケースとして、ご高齢の方々にこそ考える機会にして頂きたい事例です。