闘病生活下の汚部屋片付け問題 in 東淀川区 衛生面を大幅改善
東淀川区某所のワンルームマンション、セルフネグレクト状態に陥っていらっしゃったのか、玄関から飛び込んでくるひどく汚れた部屋の状況。
ご兄弟の方より、「本人が長年体を患い、部屋を放置して酷い汚部屋状態になってしまっているので、掃除と片付けをお願い出来ますか?」とのご依頼。
ご当人は既にこちらの住居には居られません。
それにしても荒れ方が尋常ではありません。
ご兄弟夫婦で出来るところまでご処分を進められたようですが、特殊清掃や消毒作業も含め、ここから先は専門業者に任せようという事で・・・。
玄関をくぐった瞬間に感じる包まれる、長い期間閉め切られ放置されていたと思われる独特のよどんだ重たい空気が伸し掛かります。
こんな時は無意識に、まるで邪気を払うかのように、何故かおへその辺りに力を込めてしまいます。
取り掛かる前からこちらの心が折れては、何も始まりませんからね!!
こもった湿気なんかで、収納棚の表面にもカビが発生しています。
そしてその重たい目に見えない空気は、ベッドや床のカーペットにも確実に染み込んでいます。
ベッドをはじめ、大型のキャビネット、家電製品等が残されたままの不用品ゴミ一か所に集めて片付けていきます。
ベランダ部分にも洗濯機、乾燥機が放り出されておりますが、ハトの糞害がひどく、荒らされ放題。
水回りに目を移せば、お風呂は全面カビに包まれひどく汚れてしまっています。
お化けでも出そうな勢いでちょっと怖いですが、それよりこんな環境下で呼吸していれば身体に良いはずがないです。
何か人に対して恐怖感を与える汚れです。
汚れが怖いってよっぽどの事ですよ!!
キッチンは油や食品がこびりつき固着した状態です。
どこもかしこもこんな感じで荒れきっています。
体調を崩されたからこの様な環境なのか、はたまたこんな環境が身体から健康を奪い去るのか・・・。
それでも出来れば生活している間に、改善して差し上げたいです。
まずは換気しながら、粗大ゴミやパソコン等電子機器の不要品をまとめて『MAX片付け』でスッキリしていきましょう。
次回は引き続き、更に恐怖度・汚染度の高いバスルーム等についての報告となります。
まだまだ序盤ですが、美しい特殊清掃アウターを目指し、負けませんよ!!