不用品ゴミで埋没する部屋からの脱出 片付け後の景色が別物
前回お伝えしていた東淀川区某所のマンション、Y美さんのゴミ屋敷の片付け作業続編記事となります。
ビフォーアフターの状態が良くお分かり頂けるかと…。
あまりの作業ラッシュに撮影時間も取れず(というか忘れ)、途中経過の写真が抜けてしまいましたが、ご覧の通り山積みのゴミが無事パック&撤去され、窓からの光が部屋に降り注ぎます。
360度ゴミサラウンドの部屋から、空間しかない部屋へと様変わりし、戸を隔ててお隣りの部屋から光も風も通る住居に。
ちなみに最初の部屋は、袋詰めされたゴミが一見まとまっている様でしたが、実際は全体の6~7割程度。
残りは丸裸状態でバラバラのゴミや不用品が床に散乱しておりましたので、一つ一つ手作業で掃除片付け進めていきました。
そういったゴミのボリュームもさることながら、立ち込めていたつい鼻をつまみたくなる悪臭も、ゴミの減量と比例して改善されていきます。
一人暮らしで汚部屋になってしまう人には、幾つかタイプがあります。
当社のご相談案件の中で多いものは、
- モノが多い(収集癖、買い物依存、執着&捨てられない)
- ゴミ処理が苦手
と大きく2つに分ける事が出来ますが、実際には1番のご相談が圧倒的に多く、問題とその解決法も複雑になります。
そういう意味で今回の案件は2のタイプに属します。
実は画像には入っておりませんが、キッチンスペースには、既に幾つかの必要品をまとめているのです。
スペースといっても一畳にも満たず、独立したものではなくこじんまりとしています。
逆に言えばそんなスペースに収まる位、コンパクトにまとめる事が出来るのです。
廃棄処理できるモノが多く、作業前のボリュームからすると、そもそもが迅速にかつ効率的にキレイになれるポテンシャルを持っている部屋だったです。
そしてそれはY美さんご自身さえ意識して取り組まれさえされれば、高い整理整頓状態を目標可能にするポテンシャルを充分に持っているという事に他なりません。
通常の”モノが多い”タイプの部屋でしたら、これだけのボリュームだともっと時間がかかってしまった事でしょう。
今回、片付け代行サービスを選択されたのは正解ですが、転居先からの新生活では十分ご自身でやっていけると思います。
胸から肩の高さまであったごみや雑品の山も、この様にスッキリしました。
幸い床にも致命的な傷みは見つかりませんし、ラッキーでしたね。
一点窓ガラスの一部だけが、不用品の重みででしょうか、ひび割れが生じていました。
窓を開け放ち、空気を入れ替えたら、嫌な臭いのほとんどは消えてなくなりました。
そしてトラック延べ4台分の不用品が、この空間から消えた結果がこれです。
後に残ったモノはリビングにまとめた家具などの必要品と、キッチンスペースの小物類のみ。
Y美さんもこれで安心してお引越しを進めることが出来ると、お礼のお言葉を頂戴いたしました。