コバエ発生のゴミ屋敷再び in 阿倍野区 片付けSOS
一度対応して頂いたのに、引っ越し先の阿倍野区のマンションでまた同じ様なゴミ屋敷状況になっちゃって…。
「昔、ご依頼したことのあるDです、2年前に不用品ゴミの片付けをお願いしたんですけど…」
コバエで近所の方に迷惑をかけてしまってしまい早急にお願いしたいです。
量的には前回の1.5倍ぐらい、エレベーターとゴミ捨て場完備です。
で、出来る…!
勝手が分かっているだけ、1通のメールで必要な情報について先回りし、部屋の画像を添付してくださったり等、非常にスムーズに調整が捗ります(笑)。
コンパクトなワンルームマンションで持ち物も特徴がある為、中の様子は残念ながら公開不可となっております。
そこはなんとか熱量で、リアルな状況をお伝え出来るよう努めて参ります!
コバエ出て当たり前やん?! ゴミ屋敷の現状
玄関から続く廊下はモノの山で生活導線は塞がれ、踏み分けながら進むスタイル。
廊下の汚染度は一見低く感じました…が、違ってた。
積み重なる段ボールの中からは、食べた後の骨付きチキンの残骸…。
何十本もの骨とこびり付いた肉片、それにタカる…そりゃコバエも出るはず。
それでも廊下は全然マシな方で、コバエ本拠地となるリビング兼ベッドルームの状況はなかなかの地獄絵図。
ゴミ屋敷定番のコンビニ弁当やおやつ、そしてペットボトル…それも食べさし飲みさしのモノが床に散らばり、散乱。
※食べさし、飲みさし=食べかけ、飲みかけ 関西でしか言わないようです
ベチャベチャ、ヌルヌルの気持ち悪い事になってます。
この腐った謎の液体のおかげで悪臭とコバエが発生するのは当たり前の話です。
どうしようもなくて、でもそれが嫌でたまらないから、床の上には
- 何重にも敷かれたブランケットやタオル
- 幾つもの空になった缶入りの燻煙式殺虫剤
が散らばり、まさに臭いモノに蓋をする方式が取られておりました。
しかしそのどれもこれも所詮は一時しのぎの付け焼刃、原因の元から絶たないと問題解決致しません。
地道に撤去、片付けしかありませんし、今回の物件の様なケースでは床面もクリーニングしないと完全にキレイになる事はありません。
ひとまず今回は撤去片付けのみ対応して欲しいというご希望に沿って、作業を進めていきます。
今回、素晴らしいのは、マンションに設けられたゴミ捨てエリア。
物件によってかなり差が生じるのですが、
- 収容力に余裕がある
- 曜日日時不問で廃棄OK(もちろん粗大ゴミは例外)
- 分別ルールが緩い(基本的なルールは一緒です)
などスピード片付けにありがたい環境が揃っています。
午前中から何度となく繰り返す、部屋とゴミ捨て場の往復。
なんと部屋がキレイになる前に、ゴミ捨て場が満載となり、おそうじのオバサンに
「もうこれ以上入れちゃドアが閉まらないんでダメよ」
とアナウンスされてしまいました。
決して悪気はないのですが、Dさんから事前に伝えられていたよりもはるかに多いボリュームでした(Dさんには報告済)。
入りきらないゴミ袋は残念ながら部屋の廊下へ並べ、後日Dさんに廃棄して頂く事で作業を完了致しました。
今回は片付け作業依頼者ご本人が不在である事、また不用品ゴミの量が多いけれど回収不要でマンション内廃棄OKという変則的な案件であったため、『スマート片付け』とも異なる珍しい対応となりましたが、どんな形であれお部屋の片付けられないお悩みには柔軟に対応致しておりますので、躊躇なくご相談くださいませ。