汚部屋状態のキッチンスペースに小バエが湧いて、怖いので一緒に退治して欲しい・・
”一刻も早く” という思いが伝わってくるメールの文面です。
少しやり取りをした上で、作業の為、鶴見区某所の現地へ。
玄関を開けると人一人が辛うじて立てるスペースがあり、それ以外はゴミやモノで塞がってしまっています。
またちょっとピンボケしてしまってすみません。。。
そしてその奥の約4畳程度のスペースには、生ゴミの山と段ボールがびっしりと床を覆い隠しています。
高い所で腰まで埋まるくらいな感じですかね?
微妙な悪臭も漂い始めており、これでは小バエが発生しても何一つ不思議はないですね。
必要なモノも混じってしまっている為、ご相談者さまに伺いながら、対象範囲を定めていきます。
こういう状況になってしまう原因について、住人さん以外の点で、物件そのものが抱える問題を感じました。
不動産屋の回し者でも何でもないですが、引越しシーズンですし、これから物件を探そうとしている方は要注意です。
片付けが苦手と自覚している人はこんな物件に注意しよう
- マンション(アパート)の共用通路が極端に狭い
- 車が通れないスペース(原付や自転車、歩行者程度の道幅)
もっと上げれば色々リストアップに事欠かないのですが、”特に、あえて” と強調したい点にのみ挙げてみました。
1のケース、これは稀ですが、冷蔵庫やタンスを搬入するのがやっと、という位の幅しかない廊下がたま~にあります。
今回はその最たるもので、80~85cm位しかありませんでしたので、ごみ袋を幾つも抱えて排出する事が非常にキツかったのです。
他の住人とすれ違うにしても、ここの余裕は確保しとかないと後々しんどいですよ。
2の場合、
車が入れる通路 = ごみ捨て場所に設定できるエリア
となります。
逆を考えると、車も通れない道幅の所には、ゴミ捨て場所は設置しにくい為、その道が長ければ長いほど、奥まっているほど、住居から遠くなります。
その為、億劫でついつい部屋にゴミを溜め込んでしまいがち。
土地に余裕のある田舎ではあまりないケースなのかも知れません。
あとは、エレベーターのない住宅は階段移動になるので、これもゴミ屋敷や汚部屋状態に陥りやすくなる条件の一つかも知れませんね。
玄関の靴収納スペース、キッチン周りの収納スペース、室内のクローゼット収容量、これで住みやすさはグンと変わります。
部屋選びは色々希望もあって、オシャレを優先するあまり、その後の生活が疎かにならない様にご注意くださいね。
さて話が逸れてしまったので、軌道修正。
片付けの続きですが、ゴミを排出したその後、床を徹底的にクリーニング&除菌して、小バエが住みにくい環境にしていきます。
そして人が裸足で何も気にせず、気持ちよく歩ける床へと。
玄関・・・すみません、靴を脱ぐところが切れちゃってますね。
画像と同じく美しく仕上がっておりますので、ご心配なく。
そしてその奥のスペースですが、ゴミ撤去の後、床にこぼれた謎の液体、へばりついて悪臭を放つ物体などを除去し、除菌&殺菌クリーニングです。
あとは必要なモノを再配置して無事完了!!