ADHDを抱える人は部屋の片付けが苦手な傾向が高い…でも知る事から始めなきゃ
当社は日々、ここ大阪を中心にゴミ屋敷や汚部屋、生前整理をはじめ、片付けに特化したサービスをご提供しておりますが、その中には ”発達障害(ADHD)” を自認されているリピーターさんなども多くいらっしゃいます。
このADD、ADHDを含め、ひと昔前と比べて少しくらいは ”部屋を片付けられない悩みや問題” に対する理解が深まったとは思いますが、依然として根深い偏見は消えません。
モノがゴチャゴチャで整理されず部屋が不用品やゴミが散乱した状態をみて、
「ズボラだから汚部屋になるんだ」
「だらしないからいつまでも部屋を片付けられないんだ」
と感じる方は少なくない。
特に真面目で几帳面、片付け上手な人からみれば “何故部屋の片付けが出来ない?! という思いが強くなる。
それが引き金となり、親友や家族、恋人、配偶者との関係がこじれたりする原因にも成り得ます。
人だから合う、合わない、許容できる、できないのラインはそれぞれ違ってて当たり前。
でも自分自身とは違う人が居て、自分とは違う悩みや困難を抱えているという意識(正しい知識)は持っていた方がいいはず。
ADDやADHDの症状を持つ方が片付け下手になる傾向が強い理由として、注意散漫や過集中の問題がありますが、これはデメリットだけではない事が分かってきています。
この”普通と少し異なる”特性を活かし、大成功を収めている方も少なくないのです。
とはいえ足元の日常生活における片付け作業問題を考えると憂鬱になる…。
これは一般の方も同様ですが、ADHDの人の部屋が全て同じ理由で片付けられない訳じゃないので、ひと括りには出来ません。
でも回収業者を呼んだところで対症療法にしかなりませんよね?
部屋が片付かない原因、散らかる理由を炙り出して、生活しやすい環境へと改善する
この仕事をしていますと、この様なサポートが必要なんだと痛切に感じます。
一人一人異なるクセや、問題を整理して、物の分類方法や配置を住む人に合わせていく。
そんなコンサル目線を重視して”片付け虎の穴”というサポートを実施しております。
プライバシー厳守で進めますので、ご興味のある方は恥ずかしがらず、不安がらず、一度のぞいてみてください。
そしてあなたのタイミングで、「よし、生活環境を変えてやる!」と思われた時点でいつでもご相談くださいませ。(2022.2.8追記)
発達障害 ADHDって何? 本人たちの動画で語る
今回の東海テレビが公開している動画は、そんな違いの一つである “発達障害” についてのキャンペーンです。
発達障害に関しては近年メディアでも取り上げられており、詳しくかかれた本もありますが、障害に向き合うご本人たちのイメージを限られた時間で手軽に共有できる仕上がりになっていると思います。
決して堅苦しいモノでも、説教臭い内容でもありません。
前半はそれぞれの置かれた環境・現状、後半はたたみかけられるメッセージが響きます。
今まで一切興味のなかった方も、今回の記事をキッカケにご覧いただければと思いますので是非!