ベッド・布団や家具に自転車、家電等々処分に困る粗大ごみは嫌われ者
春は引っ越しのシーズンです。
入学、卒業、入社、人事異動による転勤などなど・・・人もモノも大移動致します。
新生活へ向け、すべての生活備品を買い替えるという方もいらっしゃいますが、これは結婚や新社会人など祝い事とセットなのが相場ですね。
通常なら引越業者に頼んで、ハイ完了!
それでもやはり要らなくなるモノ、引っ越しを機に以前から傷みが気になっていたモノを廃棄処分して、リフレッシュしたいという心理はより強くなるもの。
そんな時、上位に食い込んでくる製品は、やっぱりかさ張り系。
- 家具(新しい部屋の雰囲気にあうかどうか)
- 寝具(一生の1/3は睡眠・・毎日使う分ヘタりが来るから)
- 家電(最新型には省エネや便利な新機能がついて、時代遅れになりがち)
- 間取りに合わせようと思うとデザイン的に今のタンス、クローゼットとかってどうなの?
- 布団やベッドのマットレスは、睡眠中にかく汗や体の重みで、寝心地がかなり劣化してきたし・・・。
- パソコンもそろそろ寿命かな? 軽くてもっと起動の速いタイプに買い替えたい!
実際にこうしたタイミングに照準が合わせられるコトが多いですね。
そうそう、自転車を乗り換える方も少なくありません。
昨今の健康ブームなのでしょうか?
「ワンランク上のスポーツ系ロードバイクに乗り換えるんだ!」
だからママチャリは卒業というジャッジですね。
今挙げただけでも結構なボリュームになるでしょ?
そうなると今度はそれらの回収や処分が引っ越しの前提条件として、新たに浮上してしまいます。
タダでさえ手間のかかる引っ越しが、更に大きなストレスを生む要因に・・・。
それでも自身で余裕をもって少しずつ着実に処理していければ問題はありません。
一人暮らしで日々激務に励んでいる方にとって、憂鬱なイベントとなります。
でも、引っ越し作業は家の中のコトだけに留まりません。
書類手続き忘れると、イタイ目に遭うリスクもあるので、計画的に進めてください。
※以下引っ越しに関する手続きなどの注意事項をまとめた記事です、お役立て頂ければ・・・。
部屋の片づけ 賃貸の引っ越しでクリーニング義務が生じるケース
不用品の処分が無事住んだら、荷造りしていよいよ引っ越しですね。
荷造りも一緒のパックになった引っ越し業者のプランなら、それすら要らない、楽チン楽チン♪
それなら何の問題もありません。
でも世の中その様な方々だけではないのです。
いわゆるゴミ屋敷、汚部屋環境からの引っ越しはそうはなかなか問屋が卸しません。
足の踏み場もない程、いろんなモノがゴチャゴチャと床を覆っている場合。
部屋の片付け作業は要不要の分別
と同時並行していかないといけません。
何年もそこに住んでいたのであれば、部屋のクリーニングの負担義務は貸主(大家さん)にあります。
もう引っ越しまであと一息です!
但しそこに汚れが加わった場合のシナリオは異なりますよ。
飲食物が床にこぼれていたりする場合は、イヤなニオイが室内を漂っていたり、目を覆うような汚れが付着しているケースもあります。
こうなるとすんなり退去・・・難しいですね。
経年劣化ではなく、借主本人の管理不行き届き、つまり
”善良なる管理者の義務違反”
に問われるリスクがそこにあるという事です。
たしかに大家さんの立場になると、可哀そうな状況。
ヒドイ場合は畳が腐ってしまっているコトだってありますから、普通に住んでいる経年劣化でないコトは一目瞭然。
その場合はやはり原状回復が必要になります。
ゴミ屋敷や汚部屋でいうところの特殊清掃
がそれに当たるでしょう。
引っ越しに絡む準備や賃貸物件退去時のポイントについては、様々なケースがある為、なかなかひと口でまとめるのは難しい。
でもまぁ大まかに分けるとこんな感じですかね。
今回の記事は前置きが長くなってしまいましたが、これから引っ越しされる方は予備知識として備えておいて損はないはず。
プロローグになってしまったので、タイトルには初となる ”0=ゼロ” を採用してみました。
次回はいよいよ本題に移りますが、ココに挙げた代表例から外れるレアケースです。
ただこの様な住人の方々は確実に一定数いらっしゃるので、お悩みの際は早めにご連絡ください。