ゴミ屋敷のハイパー片付け これで東大阪から引っ越しOK?
ごみ屋敷から脱出する為に最も効果的方法なのは?
それはやはり
手放す事です。
手放せない状態=モノの呪縛から生活の中心が住人ではなくなっている訳ですから。
ただでさえ引越しが直前まで迫り、悠長に構えてなどいられません。
ついに覚悟を決めたご相談者Mさん。
改めて上の画像見ると、もの凄くないですか?!
圧倒的な衣類、書類(&書籍)、コンビニごみが詰まっていた部屋と根気良く格闘していきます。
その大きさすらつかめない巨人に立ち向かっていくかの様な雰囲気。
でも初めから躊躇なんてしていたって、何にも始まりません。
千里の道も一歩から、進んでいけば必ず景色は変わってきます。
それぞれを袋へ詰めながら、次々に減らしていきます。
いや~スゴイ量です。
これらを排出していきながら、足場を広げていきます。
ゴミの上での不安定な作業は、それだけで無理な姿勢を長時間取り続ける事となり、足腰に負担が来ますから。
その一方で、ご相談者様の残すリストに従って、必要品を取り分けてを並行して進めていきました。
玄関の景色も訪問時がウソの様に、スッキリとしました、
トラック3台分ものボリュームになってしまいましたが、おかげであの散らかりきっていた部屋はこの通り床も全面に顔を出し、広々としたスペースが蘇ってきました。
この時点でも完全に別物の部屋でしょ?!
床が見えるって、本当に大事なコトですよ。
だってさっきまでこのシンクのレベルまで溢れてたんですよ!
自分が部屋に居るという事を認識させてくれるのですから。
作業開始前の画像と見比べて頂ければ、どちらの環境が物事を考えてたり、感じたり、まとめたりすることに適していますか?
ご相談者様はこの日お仕事だった為、ご帰宅されてから非常にびっくりなさっておりました。
どうかその感覚を記憶の中に留めて、次なる物件、お住まいに活かして頂きたいと切に願います。
生活に潤いや休息は必ず必要です。
それにはカオスよりもシンプルな環境の方がしっくりとくるはずですよ。
さて、残るはあのバスルームとトイレの特殊清掃です。
完全に生まれ変わらせましょう、この部屋を!!