片付けも、退去も、相談も出来ないままずーっとゴミ屋敷生活だった女子の悩み
大阪市内中央区某所・・訳ありゴミ屋敷の不用品処分ご依頼です。
なかなかの案件のため、皆さまにより細かく思っていたら、4部作になっちゃいました。
いけないいけないと思いつつ、ついつい部屋を散らかしてしまい、現在は別のところで暮らしておられる20代女性のKさん。
なんと1年近く住んでいない部屋の家賃を払いながら、誰にも相談出来ずに現在に至ってしまったそうなのです。
当然退去したくても出来ない状況なので、出来るだけ入居当時の状態に戻したいという強いご希望。
早速現場へ急行、部屋を拝見致します。
玄関からくるぶし丈以上、ところにより膝丈程にモノが積みあがっています。
また生ごみの腐りかけた、いや腐っているような刺激臭が鼻を突きます。
なかなか大変な現場となりそうな予感。。
入口から部屋へと歩を進めると、奥に行くほどうず高くモノが積みあがって、腰レベル以上の山が形成されています。
一瞬部屋である事を忘れてしまう位のインパクト。。
どんな思いで生活をされていたのでしょうか?
全体はこんな感じで、まんべんなく膝以上程度の丈まで不用品が積もっております。
これだけでも相当なボリュームですよ。
一人ではとても手に負えないと感じられたのは無理もないでしょう。
続いてクローゼット。
ん? 開いている・・・。
使えますね!
どうやらここが整理する上で、唯一役立てそうな空間、安全地帯と言えそうなポイントです。
必要なモノは見つけ次第、ここへ一時避難させながら進めます。
まずは「これは残しておきたい」と預かったリストを手元に、誤って処分しないように注意しながら作業スタート。
とにかくこの悪臭漂う環境を先に何とかすべく、ニオイの元から優先的に片づけていきましょう。
とは思うものの、あまりにも複雑に様々なモノが絡み合い過ぎて、地道に作業エリアを広げていく手法が現実的かも知れません。
現代ビジネス(講談社)より引用
今回はこれに加えて、トイレ、バスルームの特殊清掃もお願いされています。
全身全霊で取り掛かりましょう!
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ゴミ屋敷・汚部屋化で独力脱出出来ないレベルならのSOS
入学や就職を機に引越し、新生活のスタートに胸が躍る日々から一転、最初は多少「散らかってなぁ・・・」くらいの気持ちでスルーしていた部屋が、日を追うごとに少しづつ、でも着実に汚部屋化している事に気付く本人。
「まぁいいや、このくらい」から「どうしよう、誰にも言えない」にいつから変わってしまったのか?
片付けを相談できず、ズルズル引っ張ってしまう方は少なくありません。
そんな女性の典型例の一つをご紹介してみますね。