大阪市北区在住ホストとキャバ嬢 夜働く人のお部屋の片付け
眠らない街、大阪の中心地キタ。
とある高層マンションのそのまた最上階の一室。
広めの1LDKの中、ホストの彼氏、その後輩、彼女さんの3人で共同生活を送っておられるそうです。
仕事がら眠る為の部屋になりがちで、モノも増え手が付けられないと相談を受けました。
夜勤が中心となる生活スタイルでは、睡眠の質が大きな障害となる事が多く、一般的には6~7時間眠り続けられるはずなのに、そこから2時間程度短くなってしまうそうです。
お仕事柄飲みたくないお酒を口にしなければならない時もあり、胃腸への負担も強いられます。
熟睡出来ない事で身体の疲れを取り切れないなどの弊害が出たり、女性ならではのお肌トラブルもその一つですね。
さてお部屋の状態です。
画像には映っておりませんが、玄関には割と余裕のある靴箱があるものの、入りきらない靴達で埋め尽くされています。
そこを不安定な姿勢で跨ぎながら廊下を抜けて、この画像に映り込むリビングへ・・・。
ちなみにこの手前の壁際には大きなスチールラックがあって、撮影している僕の足元周りには(映っていませんが)またしても何足もの靴があり、衣類、雑貨、食品、電化製品等々がごちゃごちゃに散らかった状態です。
(※時間いっぱいの作業でてんてこ舞いとなり、残念ながらアフターの画像は今回ございません、あしからず)
夜のお仕事をなさっている方に限らず、タワマン問題はなかなか深刻なんです。
新築の超高級マンションに住んでいるけど、部屋が超〜汚いお宅ってありますか?
ヤフー不動産より引用
「このマンション既設のクローゼットをはじめ、後で追加した収納に対して、モノが多すぎます」
「収納全体を機能的で散らかりにくく整頓していく事で、今よりもスッキリは出来るものの、床に散らばった全てを納める事は物理的に不可能です」
一見してわかるボリュームだったので、最初にお伝えしました。
「半日で出来る限りスッキリさせたい!!」
というご希望に沿って、不要物を排出しながら収納の見直しを進めて行きます。
ベッドやお布団が敷かれているスペースに着手する前に、その手前の後付けクローゼットとダイニングキッチンスペース及び床に散乱したモノ達の分類から始めます。
3人のモノに分けつつ、更に用途など細分化を進めるのですが、
床が足りない・・。
身動きできない・・。
このままではどうにもならない為、苦肉の策として、要らないモノを少しずつ排出しながら作業続行!!
並行して玄関から廊下にかけての命の導線を確保すべく、廃棄と整理整頓を進めます。
3人の靴はとても備え付けのシューズラックには収まりません。
特に女性モノは形やサイズのバリエーションも多い為、収納方法にも工夫が必要。
ココは彼女のモノを主役にして整理し、彼氏・後輩さんの靴は必要最小限に絞ります。
入りきらない彼らの靴は別スペースへ移動する事で、足の踏み場すらなかった玄関を何とかスッキリ!!
この日の為に彼女が準備をしておいた1台のスチールラック。
早速組み立てて、ダイニングスペースの一角に設置し、床を覆っていたモノ達の帰る場所を確保していきます。
コンサル後半戦も残すところあと1~2時間というところまで粘り強く取り組み、玄関からダイニングまでストレスなしで快適に歩いていける環境に大変身!!
この日排出したゴミ、不用品のボリュームはゴミ袋約20袋強。
更に1時間延長をご希望され、ベッドスペースのモノ達の整頓も完了し、無事共同生活のお部屋は見違える環境となりました。
実は近々、またお引越しの予定があり、それまでにどうしても一旦モノの整理を進めておきたかったそうなのです。
今度は間取りが2部屋増えて、ルームメイトも2名増員されるという事で、引越しの際はまたお願いしますと仰っておりました。
そう、住み始めに環境を整えてからスタートするのは、実は大正解なんです。
これをしておくことで、より散らかりにくい環境がベースになりますから。。
またその時はお気軽にご相談ください。