西区のゴミ屋敷1Rで悩めるOL 勤務先とホテルの往復生活がツライ
今回は大阪市西区のゴミ屋敷化したとあるワンルームマンションにお住まいの20代女性Uさんからの片付け相談案件についてご紹介して参りましょう!
あまりの猛暑に記事更新にも心が折れかかっておりましたが、”部屋を片付けられず深刻な悩みを抱える方々の問題改善および解消”という当社の核心的テーマにもガチンコ案件と考えましたので、久々の長編(2~3部くらいかな?)となりますがお付き合いくださいませ。
汚部屋・ゴミ屋敷など状況ひっ迫度合いなどから呼び方を変えたりしていますが、誰しも入居したての頃はピカピカのお部屋ですよね?
※今回は趣向を変えて片付けそうじアフター画像よりご覧頂いております(刺激が強めなので次回から)
ところが時間の経過と共に、着実に室内環境悪化が進行し、ヤバイヤバイと思いながらも手を付けられないゴミ屋敷生活へと陥り、自力での改善を早々に断念してしまうのが定番です。
その時点で片付け専門業者への依頼必要を痛切に感じてはいるものの、どうしても連絡する事が出来ない。
「もっと早くプロに片付けそうじしてもらえばいいじゃん!!」
仰るとおりです。
でもね、ゴミ屋敷や汚部屋の片付け相談・連絡を躊躇してしまう期間は人によって異なるものの、葛藤に悩み苦しむ気持ちの深刻さについて、一般の普通に片付いた部屋の中で暮らす人々には中々伝わらないもの事実なんですよ。
1週間? 1か月? 半年? 1年…さらに数年ゴミ屋敷生活スタイルを寝かせてしまうケースだってあるのです。
事実当ブログ上でご紹介した案件の中にも、年単位で片付け依頼出来なかった事例が幾つかございました。
その方々は半年、1年組でしたでしょうか?
手付かずのゴミ屋敷を契約しつつ、住めない環境を捨てて、別の賃貸も同時契約するという何とももったいない生活をなさっていました。
ひと月の家賃が5~7万円として、1年なら60~84万円にもなる空家賃!
もちろんこの費用があれば大概のワンルームならゴミを片付けた上、特殊清掃だって可能です十分可能、ウチの場合ならお釣りもガッツリ出ますね。
ゴミ屋敷片付け業者へ依頼検討しつつも数年が経過 彼女の心配事は?!
ゴミ屋敷生活が嫌なのに、ナゼ片付け依頼しないんでしょう?
それは数字や金額で簡単に割り切れる単純な問題じゃないからです。
「こんな汚い部屋、恥ずかしい! 誰にも見られたくない!」
こんな気持ちがメール・電話相談しようとする意志を阻み、その指を躊躇わせてしまうんです。
もっと言えば、精神自体が部屋に引きずられてしまう事も否めないでしょう。
このゴミ屋敷片付け依頼者であるUさんからの最初のご相談はメール経由でした。
文面にはご自身が軽いADHDをお持ちで、数年の間躁鬱を抱えておられる事に触れられ、部屋全体が汚いあまり掃除すら出来ない(特に水回り)状態である事が綴られておりました。
簡潔で非常に分かりやすい文章ですが、室内の状況が分かる画像が添付されていない事から、イメージがつかみきれません。
メールの内容次第ですが、こんな場合はまず一度お電話差し上げる事となります。
何度もメール交換を要する場合、電話が望ましい場合、ケースバイケースですが、それは僕の方で判断させて頂いております。
相談者さんの文面、内容、話し方、ループ具合等々で全体イメージがより鮮明になります。
もちろんそれだけではなく、相談者さんの不安の種を取り除く事も大きな目的の一つ!
同じように散らかっている部屋でも、そこに住まう方の希望・問題は別物ですから。
以下、まだまだ続く!