お宝も来るべき時がなければ不用品 寝屋川市での片付けられない問題
今回は4人家族の奥さまからの片付けご相談で、寝屋川まで行って参りました。
家族で暮らすには十分な広さのある戸建てですが、奥さまを除く、息子さん・娘さんの皆が片付けが苦手な上、収集癖のあるご主人のもので生活環境は狭くなるばかり。
全てのお部屋を拝見したわけではありませんが、こちらにたどり着くまでの経路も、常に何かを跨いで・・・という感じでした。
諸事情からひと部屋の一角のみの公開となります。
ご相談のきっかけとなったのは、エアコンの調子が悪くなり、買い替えをする必要が生じた為でした。
テレビの横にうず高く積み上げられたモノの山の向こうに窓がある為、ベランダに出るに出れない状況下、弊社へご連絡という流れに・・・。
確かに全くすき間なく、何かが詰め込まれて積み上げられた結果の山ですね。
そしてこの症状を抱えるご家庭に必ず共通する点として、
当人ですら、もう何があるのかすらわからない
という事です。
掘り進んでいうと共に、時の流れを逆行するかの様な品が続々と出てきます。
カセットテープやビデオテープなどは典型例で、
“いつかCD、DVDに焼くから・・“
という理由で取って置かれるモノの常に上位ランキング。
結果として、モノの壁からひとつひとつ撤去し、借りておられるレンタル倉庫への移動を行う事で、窓もスムーズに開閉できるようになりました。
また不要なエアコンも取り外し、新しいエアコンが入った時の交換も問題なく行える様に(但しアフターの写真を撮り忘れてしまいました・・涙)。
この様な状況はこちらの部屋に留まらず、他のどの部屋もたくさんのモノで満たされております。
より問題を複雑させているのは、ご主人が集めているモノが
ご自身にとって必要ではなく、いわゆる”レア商品”である為、将来的にオークション等で転売すれば資産になるだろうと何年先になるか分からない未来を想定し在庫
されている事です。
一方、実際に何ひとつオークションに出されたモノはなく、どんどんとモノだけが集まって居住スペースを狭めてしまっております。
また、この様な保管状態では、レア商品そのものの破損や劣化など発生してもおかしくはない為、大切な資産の価値も低めてしまうリスクも孕んでいます。
・・・というか負債でしかないんです。
奥さまはスッキリと片づけたい、でも話すと夫婦間で衝突してしまう・・・悩ましい問題ですね。
当社からは、幾つかのアイデアを申し上げ、今後のプランにお役立ていただける様、ご提案致しました。