ゴミ屋敷生活と社会のイメージ セルフネグレクトの闇
前回より引き続き、MC坂上忍氏によるTBSバラエティー番組 ”好きか嫌いか言う時間” で取り上げられたゴミ屋敷問題。
実際にそこで暮らす人々とそれぞれが抱える問題に焦点を当てたこの企画、ネット上での反応は様々です。
片付け、整理整頓、それに伴う問題に関する専門的な分野で従事する人達の間では、”誤った知識” や ”偏ったイメージ” に対するネガティブな意見も散見されます。
ただ一方で、問題に直接関係を持たない一般の視聴者が抱いているイメージ・視点は多かれ少なかれこういうもの。
これはこれで意味のあるのだと思ってしまいます。
発端は興味本位であったとしても、そこから偏見が生まれるリスクがあったとしても、人々の関心がそこへ向くという事は大事。
問題が深刻であればあるほど一過性の話題ではなくなり、そこからドンドン正しい知識・認識に近づいていくはずですから・・・。
だって女性の大好きなトピック、”ダイエット法” や ”健康法” なんてヒドイもんですよ!
国内だけでなく世界を見渡しても、昨日まで奨励されていた事が、
- 研究の結果、全く効果がない事がわかりました
とか
- 逆に深刻な問題を引き起こすリスクがある事が確認されました
というものまで。。
視聴者も馬鹿ではありません。
垂れ流される情報をそのまま受け入れる人よりも、自分の持つフィルターにかけて考えながら取り入れている人が多いのではないでしょうか?
ともあれ本日は先週の放送に引き続いて、時間内で放送できなかった部分の内容となります。
視聴率を意識してか、内容はよりヘビーなものへと進んでいく訳ですが、最後に用意されたケースはゴミ屋敷のレベルでも最大級のクラス。
思春期に起きたとある事が原因で、その後引きこもる事になって、何十年もの時間をかけて要塞化してしまったゴミ屋敷。
本ブログでも何度も取り上げてきた”溜め込み症候群”、つまり “Hoarding(ホーディング)” が主題となります。
強迫的ホーディング
ウィキペディアより引用
MCの坂上忍さんが、この問題を抱える住人と直接対話を通して、どんな変化がもたらされるのか注目して観ましょう。