名古屋名物?! A澤氏のゴミ屋敷に事件発生!!
ついに師走へ突入!!
日本中が片付けで慌ただしくなっていくシーズン。
来年からは汚部屋・ゴミ屋敷の生活から抜け出すぞ~!!
という方、まだひと月程の猶予がありますので、年始からスッキリした気分で迎えられるよう、負けずに頑張ってください。
さぁて、テレビ取材などで、既に有名人となっている名古屋市中区のゴミ屋敷の住人、A澤.H氏が暴行容疑で逮捕されました。
※以前の動画が消去されていた為、関連動画に差し替え:youtubeより引用
要請を受けて「ごみ屋敷」を片付けに来たNPO(横浜市からいらしていたらしいですよ)を運営する女性。
A澤氏・・・いえ、逮捕されたのでもう容疑者と呼ばれてしまうのですが、この女性がゴミを片付けようとしたところを服を引っ張るなどの暴行を働いたという事。
しかし容疑者本人は、”あくまでも片付け行為自体を止めようとしただけ”とコメント。
こちらは、建物に入りきらないゴミなどの不要品が路上まであふれかえり、A澤容疑者自身も屋内で眠れない程の地域では有名な名物ゴミ屋敷。
ミヤネ屋でも放映されるなど、あっという間に全国区の知名度に。
問題の物件があるのは、名古屋市中区と都会のど真ん中という良い立地。
そこに3階建てのとても立派な建物は、約30年前に彼の父から譲り受けたそうで、ちょっとした資産家なのでしょう。
ゴミ屋敷問題を巡る対応と致しまして、現在は条例等、個々の自治体により異なるのが実情です。
このニュースのあった愛知県内では、豊田市が先駆けとなる形で、蒲郡市や名古屋市も制定する流れとなっております。
名古屋市HPより引用
打って変わって、片付けられない本人だからこその絶望感
捨てられない(いやゴミじゃない!)、私の敷地内で私が何をしようと私の自由だ!
その結果、隣近所をはじめ地域単位での迷惑行為に発展する、今回のゴミ屋敷問題に同情の余地は限りなく少ないですが、この仕事に携わっていて痛感するのは【片付けられない女性】とその圧倒的比率です。
テレビに出て来る様なゴミ屋敷住人は男性がほとんど。
でも片付けられずに困ってる人は圧倒的に女性が多いのが現状なんです。
その上、世間体や体裁など、専門業者に相談するにもその障壁は高い分、対応はドンドン先延ばしになります。
それが数年に渡る例も決して珍しくないんですよっ!
心の壁がゴミ屋敷の引き金になる?!
現在61歳のA澤容疑者の逮捕劇。
”暴行” とありますが、これはモノに対するある意味常軌を逸した執着心からのもので、本当にNPOの女性を傷つける目的ではなかったと思います。
こうなれば
”行政代執行”
で片付けていくのもやむを得ないのでしょうね。
近隣住民の皆さんにとっては期待の高まる明るいニュース。
ただA澤容疑者のケアは大切ですよ。
一般の方々は理解に苦しむかもしれませんが、執着心は強烈な孤独感の裏返し。
ゴミの山は孤独な男の自分自身を守る唯一のバリケード。
戻っていたら、同じことの繰り返しになる可能性もあります。
本当のところ彼のメンタルは、寂しさでボロボロなのかも知れませんね。
これを観て我がフリ直せではありませんが、部屋が荒れている方はちょくちょく片付けを進めて行ってはいかがでしょうか?
こんな悪徳業者の話にはご注意を
「人のフリ見て我がフリ直せ」じゃないけれど、私も片付けないと・・・。
今回取り上げたご近所迷惑系のお話ではなく、相談する事すら恥ずかしく躊躇してしまう様な心細い気持ちでいっぱいの女性の事例です。
唐突ですが、片付けられない人の気持ちを何だと思ってるんだ!と思わずムカムカしてしまう程、馬鹿にした仕事をする業者もいます(それもそこそこ大手なので尚更タチが悪い!)。
ボッタくりとはまた違うタイプのNG業者、ちなみに相当メジャーでユーチューブにも相当数動画アップしてますので、じゃあ何を信用したらいいの?と人間ならぬ業者不信に陥りそう…。