古いウォーターベッドの処分が超大変な件 枚方市香里園のケース
みなさん、ちゃんと良質な睡眠取ってますか?
年末に突入し、なかなか記事更新もままならない状況が続いておりまして…。
やはり汚部屋・ゴミ屋敷生活を年内で終わらせたいと考える方の駆け込み、滑り込みのお問合せがございます。
今回は別分野、枚方市で古くなったウォーターベッドの扱いに困り果てた相談者Kさんに関する記事ですが、その前にウォーターベッドについて振り返ってみましょう(お暇な方はお付き合いください😊)。
人生の1/3は人間は寝て過ごしている、つまり”良質な睡眠にこだわるべし”というのは、寝具メーカーや量販店の定番文句となっています。
たしかに枕だけでも高さが合わないと、首や肩のコリ、疲れが取れないなどの問題を引き起こす一因にもなるようで、究極はオーダーメイド枕なるものも一部定着し、改めて眠り産業の堅調さを伺い知ることが出来ます。
それが布団やベッドになると、別次元の一桁違う高額商品に…。
なかでもウォーターベッドは、“キング オブ シング(寝具)” として、他のどんなベッドとも異なる特徴を持っています。
不用になったウォーターベッドは処分が大変 水の量と重量が半端ない
沈まないプールに浮いて眠る感じ…。
人間には頭、首、肩、背中、腰、足と凹凸があるために、通常のベッドや布団で横になると全ての部位が面に触れるわけではないので、体重(体圧)は接地面にばかり加わりますね。
そんな問題を解消したのがウォーターベッド。
体圧が全て均等に分けられ ”最上級の眠り” と謳われる由縁です。
さらに暖房機能もついているので、中の水が暖められるコトで心地よい温もりが続きます。
でもこのベッドに対する感想は人それぞれで、中にはタプタプ感が苦手という方もいらっしゃいます。
そのウォーターベッドが持つ最大のデメリット。
- 重い
- デカい
通常ベッド(マットレス)内部は空洞になっていて、スプリング(コイル)で支えられる構造ですが、ウォーターベッドはその名の通り中身が水、もーパンパンに詰まっています。
ウォーターベッドにはハードタイプとソフトタイプの2種類があって、一般的に寝心地の良さはハードタイプに軍配が上がるといわれております。
ちなみに弊社で依頼頻度の高いのが “ハードタイプのクイーンサイズ”。
「せっかくウォーターベッドを導入するのだから、ゆったり余裕を持たせて眠りに尽きたい」と考える方が多いと想像しますが、ざっくりどのくらいの重量があるかご存知ですか?
なんと700㎏オーバー!
一人用のお風呂でも160~180リットル位ですから、軽く3杯分以上の水が詰まっているという事になりますので、床が抜けてしまわないかと心配する方も多いんです。
確かに設置時には、その場で注水していくので初めは問題ありません。
でもいざウォーターベッドを移動したいとか、撤去・処分したいと思い立った際にはそれ相応の作業が必要となります。
モチロン人力で移動や撤去なんて出来ないので、
中の水を抜く
ここを避けて通る事は出来ないのです。
実際に、ベッドメーカーさん、販売店さん経由のご相談も少なくありません。
販売、設置、品質トラブル対応まではあっても、保証期間のとっくに過ぎた10年以上経過したベッドの解体・処分等のケアまではさすがに手ごわいので、
「トリプルエスさんって、ウォーターベッドの解体と撤去出来ますか?」
という流れになるんですね。
ユーザーさんもウォーターベッドを買い替えるという方から、別タイプのベッドを選ばれる方まで様々。
寝心地にハマる派と、今度は手軽に派がパックリ二分。
いずれにしても解体撤去は不可避なので、画像にある様な対応の流れとなります。
人力でここまで数時間、簡単なようでかなりの重労働なのです。
進めながら「水いつになったらおおかた抜けるんだろう…」という気持ちとの闘い(笑)。
そんな水抜き作業が完了したら心もフッと軽くなります。
ゴールまであと一息!
解体を終えたフレームを撤去すれば、床面をおそうじして遂に完了です。