すべて宝物! 浪速区ゴミ屋敷の引っ越し片付けが難し過ぎる件
前回の記事でも記しましたが、お問合わせを頂いた際、対象のお部屋は1DKと伺っていた為、これまでの経験則からおおよその感覚で予想していたボリュームに留まらず、実際ははるかに多くのモノが詰まった空間でした。
とんでもない量とはこの事を指すのでしょう。
通常、このキャパであれば2名/日体制でⅹ2日間でキレイに整えられそうなのですが、実際は 3名/日 x 3日間 =延べ9名 での大規模な作業となりました。
問題はこのほとんどが捨てたり、処分する対象でないモノであるという事。
その為、ほとんど身動きが出来ないのです。
要・不要にモノを分別して、数少ない(貴重な??)不要なモノは迅速に処分し、必要なモノは段ボールやポリ袋に納めていきます。
これだけのボリュームの為スピードが要求されますが、丁寧に進めないとあまりの量に雪崩が起きます。
そうなると通路確保が困難となる為、既に梱包済みの段ボールをバリケードにして、その向こう側のスペースを利用し積み上げていきます。
自ら堀った穴を、また自ら埋めていくというまるで拷問の様な作業。
まさに地獄絵図。
どれだけ進めても足元のスペースが広がる事がなく、精神的にも高い高い壁が立ちはだかります。
これは本当にめちゃくちゃキツイです。
連日酷使される身体がバキバキ悲鳴あげております。
やれやれ、玄関とキッチンスペースがまとまってきたぞと一息つく間もなく、一番の難所、奥の居間です。。
目の前に広がる景色はモノではなく、執着心が具現化された壁そのものなのです。
身体のバランスが取れない中で、書籍やDVDの山と格闘するものの、もう整理・分類するスペースが残されていない。。
さぁ、どうする・・?!
さぁ、どうする・・?!
不安定な足場に立って、体を傾け作業を続けていると、色んな感覚に支障が生じてきます。