主不在の住吉区での部屋の片付け この遺品整理の依頼者は誰?
大阪市住吉区内の某マンションにて。
当社はご本人の希望を形にするお部屋片付け片付けサービスとして、 “片付けが苦手” “片付けられない” 方向けのサービス『コンサル片付け』がご好評頂いております為、生前整理についてのご相談も近年では増加傾向にございます。
今回のお部屋の不用品片付け作業のご依頼主は故人のご友人という少し珍しいケース。
住人は亡くなられ、主不在の部屋が残されています、そう、いわゆる遺品整理。
今回は部屋主がいらっしゃらない片付け案件だけに、わかる範囲で記事にしていきたいと思います。
ご相談者は60後半~70代前半くらいの小柄で優しい印象のご婦人。
故人は彼女よりも年上のお友達。
1DKの部屋で一人暮らしのご近所さん。
おそらく身寄りがない為に、心を許せる友人に生前から ”もしもの時” について、託されていたそうです。
「私がいなくなったら、部屋の中の遺品は一切合切、キレイに処分してちょーだい」
そう言付かり、かかるであろう費用も予め手渡されておりました。
独居老人が増加していると言われて久しいですが、これも一つの終活の方法ですね。
でも、そこは勿体ない世代の高齢者のお宅。
モノ不足の時代を経験された方々の多くに共通するのは、モノを大切にする習慣は、独居老人のゴミ屋敷問題の原因の一つにもなっております。
人生の後半戦を自分らしくイキイキと楽しみ暮らしていくためには、モノが溢れる現代の暮らしの形を変えていく必要があるのかも知れません。
その為、当社では元気な内の『生前整理』を強くオススメしています。
部屋が便利になる事で、日々の暮らしが驚く程ラクに、そして明るく変貌していく様子をこれまで何度も目にしてきました。
そんな選択肢がある事を是非知って頂きたいと思います。
そんな「何でもかんでも集める、持ち続けるは合理的ではない」という考えを一旦切り離し、これまでのライフスタイルを見直そうという動きに傾きつつあります。
- 断捨離
- ミニマリズム
はその代表格ですね。
昔、貴重だったちょっとした便利なモノ・・・このほとんどが100均ショップで購入する事が出来たりするので、いちいち「いつか使うかも知れないから・・・」、「ココぞという時ないと不便だから・・・」なんていう理由で溜め込んでいたら、自分自身の生活スペースが狭くなっちゃうだけだから、という考え方ですね。
片付け始めると分かるそのモノの多さ。。。
タンスの引き出しは言うまでもなく、ありとあらゆる空きスペースには、これでもかという程すき間なく様々なモノが詰め込まれています。
僕を含めスタッフが一斉に作業に取り掛かります。
現金、貴金属、写真や手紙などの貴重品もご友人の方に手渡す為、分別が必要です。
一つ一つ時間をかけていられないボリュームなので、この画像のようにカオス化してしまいます。
でも実際のところ、衣類をはじめビニール袋類、古新聞、木切れ、空き缶容器(クッキー等)が圧倒的に占めていました。
そうこれが・・・いつか使うかも・・・もったいない・・・なのですね。